なんとなく秋になれば『キノコとベーコンのパスタ』

本来のキノコのシーズンは梅雨も真っ最中あたりからお盆のコロまでとボクたちが持っているイメージとは少し離れている。
ところがナゼか秋の食材としてのキノコが長い間に定着してしまっているので、いつまでたってもこの時期になるとキノコ料理を思い浮かべてしまうが時すでに遅し「残念でしたー」なのである。


しかしソレも天然モノに限ったハナシなのであって、栽培キノコはスーパーで一年中テに入るワケで食べたくなればいつでもオッケーなのである。
炊き込みゴハンなどは香りや旨味がよく出るので単一種でも充分楽しめるが、炒め物やスープの場合には複数の種類のキノコを用意すると味にふくらみをもっと持たせることが出来る。
今回はいつでもドコでも入手可能な4種類をチョイスしてきた。ぶなしめじ、ホワイトしめじ、舞茸、エリンギである。香りはシメジから、味はマイタケから、そして食感をエリンギで楽しもうという寸法なのね。昔から「香り松茸、味シメジ」と言われるが、シメジだって新鮮なモノはマツタケに負けないくらいいい香りがする。そうだ!おサイフが寂しいトキは…って、いつもそうなんだけど…“ぶなシメジの土瓶蒸し”だっていーじゃん♪
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出来るだけ良質なベーコンを準備したい。スーパーで一般テキに売られているスライス済のベーコンではちょっと役者としての力量が不足するので、お買い物に出かけた際にはぜひ手作りのブロックベーコンを買い求めておくことをオススメする。
使いたいトキにいちいち買い物に出かけるワケにもいかないしお気に入りはクルマで二時間もかかる距離のお店で売っているので、ボクはテキトーな大きさに切り分けては真空パックして冷凍保存してある。コレならいつでも極上の薫りと旨味を楽しめるのだ。
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キノコとベーコンのハーモニー…なんてスバラシいんでしょ! パスタの調味はペペロンチーノ風にするのが一番だな。ベーコンから塩分が出るので塩は全体を整える程度で済む。
少し青味がある方が見た目もいい一皿に仕上がる。パセリのコンカッセは常套句だが、バジルの細切りも個性テキなアクセントになって面白いものだ。
もう少し寒くなったらクリーム仕立てにして食すのも楽しみだ。何れにしてもよく冷えた白ワインは欠かせない。




Sora


今日から週末までずっと雨の予報…
少し前のフォトでも見てキブンを紛らわそうか



7:23AM, September 24. 2009.