いったい金沢カレーとは…『レイジーカレー』

テレビ番組などでのご当地カレーも出尽くした感があるが、まだまだ食したコトのないものはたくさんある。“金沢カレー”とやらもそのひとつで、その機会など当分ないものと思っていただけに早速お試ししてみたのだ。

先日潮かつおを購入に行った帰り路、通りかかった東名富士インターチェンジ近くの幹線道路沿いにそのお店を見つけた。確か以前は違う業態の飲食店だったハズだが、その辺りはしょっちゅうお店が変わるので記憶にとどめておくコトも出来ないのである。
「なんだよ“レイジーカレー”って… おっ!だけど“金沢カレー”って看板じゃん♪」
首都圏などでは“ゴーゴーカレー”といったチェーンが結構な人気を集めているらしいが、こんなイナカにソレに近いものが出来るとは想像もしていなかったので少々オドロキなのである。


日を改めてそのレイジーカレーさんに行ってみた昨日だ。U字型カウンターと4人掛テーブルがいくつか…小さいながらも明るくて清潔なカンジの店内である。
食券を自販機で購入するシクミになっているが、コレがまたけっこー解りづらいというかメンドーで「たかだかカレーライス喰うのにこんなコトしなきゃなんないのかよ」なのではあるが、トッピングやオプションの数が豊富なので仕方がないのか。でもフツーのカレーや代表テキなカレーにはワンタッチキーがあってもいーんじゃないの?とは思うのね。
若い女性店員がオススメというカツカレーにしてみた。量は三段階になっていてボクはもちろんレギュラーにする。
ステンレスのオーバル深皿にゴハンと共に刻みキャベツ(決して千切りとは言い難いから)が盛りつけられ、その上にコクのあるルウがドバッとかけられていてゴハンは見えない。ルウはかなりドロリとした感じでカンタンにはゴハンにシミ込んでは行かないタイプだが、ちょっと独特なスパイス使いでけっこー辛めだ。コレが“金沢カレーのスタイル”なのだと店内ポップに説明書きがしてあった…ナルホド。ちなみにこのお店の場合は辛さ指定は存在せずワンテイストである。
揚げたてサクサクのロースとんカツが旨い。フォークで食すというのもボクは普段そうしているので違和感はないし、全体のバランスも良好でフツーに美味しいカレーライスなのであった


カツやコロッケ、フライにタマゴなど様々な組み合わせのセットがあるが、一番スゴいのはロースカツ+チキンカツ+エビフライ+コロッケ+メンチカツ+ウィンナー+茹でタマゴが一挙にトッピングされ、総重量2.5kgカレー三人前という「不死鳥カレー」というメニューもあった。
一日限定5食、通常価格¥3100のところを¥2500にディスカウントというド級カレーなのであり、サンプル写真ではステンレス製のオードブル皿にテンコ盛りされている姿が印象テキなのであった。
ウ〜ム、ボクにはカンケーないけど。




レイジーカレー金沢カレー
静岡県富士市伝法2619-31
地図




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