『吉田のうどん』を食べるつもりが… 手造りの店・初音

突然“吉田のうどん”が食べたくなってかの地へ出かけるコトにした。ついでに気にかかっていた富士山メロディーポイントも体験してこようではないいか♪とメガーヌを走らせた一昨日の土曜日だ。


例年なら降雪積雪があったり路面の凍結も覚悟の上で行かなければならない山梨県河口湖近辺も、このところは温暖な日が続いているのでごくフツーの路面状態だ。
富士宮からは1時間もかからずに到着するのでもっと足繁く通って“吉田のうどん”を広く知るべきなのだろうが、60店舗以上のお店があるのでなかなかにソレも時間がかかるコトなのだな。


これまでは道の駅富士吉田を含めても3店しか行っていない。たくさんあるのでドコに行くべきかも判らないし、もうテキトーにシラミつぶしのように行くべきなのか、ソレともある程度の下調べをしてからの方がいいのかはなんとも言い難い。というのもヒトの評価は参考にはなるものの、真実かどうかとか嗜好のモンダイもあるのでベッタリとはアテにしない方が宜しいのである。
今回はパンフレットでチラ見した初音さんが“天ぷら揚げたてトッピング”という魅力を振りまいていたので「おぉ〜ココだぜ!」とキメてしまったのだな。


富士急富士吉田駅からは徒歩圏内、R139から入った金鳥居のある“富士みち”沿いにあるのでお店はスグに見つけられたが店舗の外側には“うどん”の文字がない。はてどうしてなんだろう…とは思いつつ、あまりに当たり前すぎるので敢えて書いていないだけだろうとお気楽なものだ。
暖簾をくぐるといきなり「ちょっと時間がかかっちゃうけどいい?悪いねぇ…」と店主と思しき女性から声をかけられた。先客は二人だけである。
そのワケは程なくして理解出来た。このお店は全てが手造りで、オーダー毎に丁寧にシゴトをしているのだ。しかも従業員など使用せず、このお母さん一人で切り盛りしているのだからムリもない。
座敷に腰をおろして店内を見回すとやはり“うどん”の文字はなくお母さんにその旨を尋ねると、数年前にご主人が体調を崩されてうどん打ちが出来なくなってしまったので、ちょっとカタチを変えて営業をしている…という答えが返ってきた。
そうか〜シカタないよね、と小さな紙に書かれたメニューを見ると四種類の定食が載せられていた。混ぜご飯定食¥250、コロッケ定食¥300、メンチカツ定食¥350、ハンバーグ定食¥450… ウ〜ム、安すぎはしまいか。
   ◆◇◆◇◆
ボクはハンバーグをお願いした。30分ほど待って出てきた定食はメインのハンバーグにゴハン、キュウリの漬物、メンマとコンニャクの煮物が添えられていた。
リッパなサイズのハンバーグはまるでドコの家庭でも作られるような素朴な仕上がりだが、荒挽き肉とソテーオニオンのバランスも良くジューシィで美味しい。ソースもデミグラスなどというシャレたものではなくケチャップ&ソースをハンバーグから出てきた脂でミックスしたものだが、コレがまたフツーに旨いのである。あぁ、手造りの味なんだな〜と穏やかなキモチで食事ができるヨロコビがある。


どの定食にもみそ汁はついていない。その代わりセルフではあるものの店内に置かれたコーヒーはスキなだけ飲んでよろしいというコトである。有難いではないか。
ジツはこのお値段で継続してゆくのはちょっと難しくなってきているので2月1日からそれぞれ¥50値上げするらしい。その代わりみそ汁も付けてお新香ももう一つ増やすのだと云う。いやいや、ソレでもまだ安すぎるくらいですよ、お母さん。
「遠くから来てくれてありがとうね」と言ってカップみそ汁とやはり手造りの大根の甘酢漬をサービスしてくれた、とても話好きなお母さんなのであった。


テイクアウトのお弁当を求める客がひっきりなしに来店し、お母さんの手造り弁当が地元の方々にしっかりと支持されているコトが判る。しかもこのお値段だ、近くならもっと利用できるのに…と残念至極なのである。
ちなみにボクがテイクアウトしたコロッケとメンチカツ、どちらも抜群に美味しいもので富士吉田での楽しみがまた一つ増えた感じだ。うどんは食べられなかったが、非常に満足なランチだったのである。




初音
山梨県富士吉田市上吉田1-10-18
TEL=0555-24-1881
ACT=11:00-14:00, 16:00-18:00
日曜定休

地図




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今朝の富士山
日の出頃はこんなカンジだったのですが、今はもや〜っとしてます
午後は雨の予報でねぇ…



6:58AM, February 01. 2010. @Fujinomiya-City