パープルカリフラワのピクルス

冷蔵庫の野菜室に幽閉されていたパープルカリフラワ芽キャベツと共にクリームシチュウで日のメを見たワケであるが、ドカンと大きなモノだっただけに一度では食べきれる量ではなかったのだよ。


以前に主婦向け料理雑誌でチラ見したピクルスにはカリフラワを始めペコロスやキュウリ・パプリカなど色鮮やかな野菜たちが美味しそうな光を放っていたのを思い出した。そうか、このパープル君も甘酢に漬けこんでしまえば箸休めやワインの肴に活躍してくれるだろう。
茹であがったカリフラワーが冷めないうちにやや薄めに調製した甘酢に浸すと驚くべき変化が訪れた。なんと透明だった液体は鮮やかな赤にワープし、まるで紅ショウガのような色彩になってゆくではないか。
コレはパープルカリフラワに含まれるアントシアニンが酸性の酢に反応して鮮やかな赤へと発色したためと思われる。毒々しいくらいの赤さだが、あくまでも自然な物質の化学変化で人工着色料によるモノとは全く異なる。
数日置いてからクチに運ぶと「なんとまぁ♪」の美味しさであった。色が色だけに料理の種類は選んでしまうかも知れないが、カレーなどの付け合わせには見事な彩をもたらしてくれるに違いない。
コレですっかり気を良くしてしまったボクは、いよいよ本格テキにピクルス作りにハゲんじゃおーかなぁなどと考えてしまうのである。ちょうどペコロスも旬を迎えるコトだし…




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