『麦とろ定食』@あおやぎ宿

富士川町”と言えば静岡県中部の庵原地区(富士と清水に挟まれるエリア)の町だったが2008年に富士市と合併してその名は一旦消滅した。
ところが昨日山梨県国道52号線を走っていると「ようこそ富士川町へ」と染め抜かれた新しい幟旗がいくつも立っていてハテ?だったのである。


本日2010年3月8日、山梨県南巨摩郡増穂町鰍沢町が合併し“富士川町”としてスタートするのだ。ウ〜ム知らなかったぜ…山梨県はトナリの県だが当然のコトながら行政に関するニュースなどコチラ静岡には全く入って来ないし、ましてや町村合併など今では珍しくも何ともないので全国ニュースで報じられるコトもなくシカタのないコトなのね。
あれれ〜そうだったのか!と現地に行ってパンフレットやポスターを見て初めて知ったワケで、今日現在ネット地図など見ても従来の地名住所だし昨日道路を走っていても旧地名看板標識のままだったので相当慌てて行った合併のようだ。


そんな富士川町の中心部にある“あおやぎ宿”という築120年の古民家を地域活性化のために利用する施設に行ってみた。資料館やギャラリーも併設されているし柚子などの特産物販売所もあってなかなかに楽しいスポットである。
以前に偶然立ち寄ってココの特徴は知ってはいたが、その時に食事をしようと暖簾をくぐった“やなぎ亭”さんはタマタマ団体予約で一杯となっていて一般客は涙を飲んで退散するしかなかったのである。
いつかはソコの名物『麦とろ定食』を喰うぞ〜と思い続けていたが、ようやく昨日その想いが叶えられるトキがきたのだ。
しっとりと落ち着いた室内には手造りの照明や古いひな人形・漆器などがディスプレイされていて、ひとつひとつに歴史や伝統の重みが込められているようでもある。


ムカシの建物なのでアルミサッシなどというモノはなく、室内と外部を遮るものはホンモノの障子一枚のみ…というナカナカお目にかかれない空間だ。
空調はサスガに石油ストーブだったが照明は温かみのある電球で、磨き抜かれた板貼り床や黒光りした柱にその光が反射して美しい。
大広間に4〜6人が着席出来る座卓がいくつか置かれている典型テキ和風様式は、近年とみにハラの突出も目立ち正座や胡坐がニガテ化しつつあるエロおやぢにはチト辛いものがるものの、こうしたフンイキはとても嬉しいものなのだな。
提供される食事は一種類のみ、その名物『麦とろ定食』をオネエサマにお願いしたボクである。


ゴハンに味噌味のとろろ汁、四種類の天ぷら盛り合わせ、すいとんのみそ汁、ヤサイの胡麻和え、漬物、煮豆、コンニャクの煮もの、フルーツ、根菜の煮しめ… コレだけセットになっていてなんと¥800という信じられないお値段なのである。
いつもはダシ醤油で食すトロロもたまに味噌味で楽しむのも結構なコトではないか。早速麦ゴハンにかけてザバザバと啜り込めば至福の時が訪れる。


う〜ん♪ 美味しい美味しい…
どの小鉢もオネエサマたちの手造りなのでジツに優しいお味で、なにかココロが震えるようなシアワセを感じさせてくれる。
そしてもうひとつのメインである天ぷらは春菊・玉葱&人参・サツマイモ・チクワというごくごくフツーの食材ながら、見事なまでにサクサク上手に揚げてあり、熱々を頬張るとひんやりしたトロロとのコントラストが素晴らしいではないか。
お造りなどハデな演出は施されてはいないが、こうした地のモノを中心に据えた質素で素朴な食事を頂くと“食”というものの原点を突き付けられたような気がして身の引き締まる思いがするのである。
BGMもナニもない静かな空間で、たまにはこうした時間を過ごすのもまたいいリフレッシュだろう。


あおやぎ宿追分館 やなぎ亭
http://www.shokokai-yamanashi.or.jp/~fujikawa/osusume/osusume_5.html


山梨県南巨摩郡富士川町青柳222 
(JP青柳郵便局向)
TEL=0556-22-8068 
または 0556-22-0870(増穂町商工会)
ACT=11:00-14:00 火曜定休
地図




富士川町ホームページ
http://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/






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Sora
雨こそ降っていないけど今朝も曇天
いつもはこの方向に富士山が見えるんだけどな…



6:21AM, March 08. 2010.










ムー基地御中
こんにちは! ムーンベースのおねーさんはムラサキ色のヘアではなかったかな…
SHADOのクルマがカッコよかったんだよね、アレって実走行できるヤツだったんでしょ? 今販売されてもおかしくないくらいのデザインだったな〜って記憶。
この南巨摩郡あたりの味噌って少しクセがあるんだけどさ、またソコが爺スポット(笑)をくすぐるんでしてね〜、トロロの味に明快なアクセントをつけてくれるのよd(°-^*)⌒☆
こーゆー味噌風味に触れると「あ〜山梨に来たんだなぁ」って思うんだな… 今度静岡に来たら一緒に食べに行こうか♪



がんたさん
こんにちは! ちょっとは淡いブルーに変化しつつありますか(笑)
スキーは岐阜に行ったのね、雪質はどうでした? やはり名古屋の影響なのでしょうか、味噌カツ定食!あの独特な八丁味噌ソースは豚肉にマッチしてボクはけっこースキなんですけど(^з^)-☆
ただみそ汁が付いていない定食ってさ…¥1000ならねぇ…なんとな〜くギモン符がついてしまいますな。
お昼にこんなトロロ定食を頂いたので、夕方になってもオナカが空かなくて困りましたよ(笑)



みいさん
こんにちは! そりゃ〜とろろのネバリを如何なくハッキ出来るお相手とさ(笑)
ジツは静岡以外の場所でトロロを食したのはコレが初めてでしてノ(´д`*) ドコにでもある食材なんですけどね、意外に麦とろって提供している処が少ないのかなぁ…
オナカにススッと入っていくしスッキリした食後感は年寄り向けか(笑) ハラモチがよくてね、滋養強壮…う〜ん益々「中高年の皆さま〜っ!」みたいな食事で(≧∇≦)b
なんだかず〜っとお天気が良くないのよ、昨日は帰り道で雪に降られたし…



harukoさん
こんにちは! ようこそ、お下品なフードのダイアリーへ!(笑)
へぇ〜そんなお店があるんでSKY…って調べちゃいましたよ(^o^)v もしかしてソコは「下ネタ液の近くにあるエロ撮り」ってトコでしょうか。伊豆の国市って観光地だけど、地道にいいお食事を出しているお店もたくさんあって、まだまだ知らないトコロが多いんですよ。きっと美味しいお蕎麦屋さんなどもいっぱいあるんだろうなぁ… いつもharukoさんにそのヒントを教えていただいているようで本当に有難く思います。
体調が元に戻ってもっと食を楽しめるようになるといいですね。 あ、お店出す時はぜひお手伝いさせて下さいねっ!(笑)

伊豆大仁駅下仁田とカン違いしてましたノ(´д`*)



かぶちゃん
こんにちは! ネバトロ系を頑張って摂取しても根性つづかないんだよ最近(笑)
醤油にしても味噌にしても香りを添える役目なんだな。旨みと水分を加えるのはダシ汁で、塩っ気は“塩”でキメてやると美味しいトロロ汁が出来るんだよ。だから出し汁で少し硬めに濃度調節して醤油か味噌で風味つけ、塩で味を調えてゆくとバッチリなんだぜd(°-^*)⌒☆

スゴいじゃないのよ、このお店! C級なんて呼んだらシツレイだぜ(笑) こーゆー食事が感性と胃袋を満たしてゆくものなんだなぁ…
しかし店名が「やきそば屋」ってーのはキョーレツな印象だよね! お店のカウンターでジクジクイロイロつっつきながらビール飲んだりしたらサイコーじゃん\(o^∀^o)/
生野菜、焼肉、ハンバーグ、ハム目玉焼のオプショントッピング? う〜んスッバラッスィ〜♪ また赤皮の角プレスハムが泣かせてくれるじゃねーか… 
カウンターのソースで客がスキな味に調節するってトコもウルトラBだにゃ〜\(≧▽≦)丿 
それとお店の商品ディスプレイがたまらなくキッチュでさ、コレってもうアートだよ!
   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

おっはよ〜っ! かぶちゃん
そうかー、スープが超マズなのね(笑) まぁソレも考えようによっては焼そばを美味しく感じさせる作戦の一環かな…なんて\(≧▽≦)丿
検索してみたらイロイロ出てきて、ドレも好意的な評価だよね! ヒトによっては耐えられない向きもあるかも知れないけど…でも多分ボクはシアワセになれるお店だと思うよ(*^_^*)
http://www.maboroshi-ch.com/cha/kon_65.htm
http://jushoku.hp.infoseek.co.jp/yakisobaya.html



harukoさん
お忍びデートか…ソコには個室あります?(爆)
おはようございます! おぉ〜、近くにいい蕎麦屋さんがあるではありませんか(^з^)-☆ さっそくありがとう!
調べたらSDT・女性スタッフのサイトで紹介されてましたよ ↓↓↓
http://www.tv-sdt.co.jp/imadoki/special/vol9/index2.html
う〜ん、いいカンジのお店ですねぇ\(o^∀^o)/ 出来ればヨルに突撃してお酒なんぞも一緒に楽しみたいような…
大仁のお店は伊豆方面に行った帰りにでも立ち寄って、ちょっと休憩がてらお茶してきたいお店ですね。場所も判り易いし、ぜひ一度行きたいな〜♪