ムルキムチがお手軽に『白キムチ』の素

一昨年の神戸サミットの折りに友人のG宅でいただいたムルキムチが美味しくて矢鱈にホメまくったところ、奥様がご丁寧にレシピを手書きしたものを渡してくれた。

いつかはソレを作ろうとおシゴトのデスクの前に貼ってはあるのだが、なかなかにテマヒマのかかる漬物なので未だにジッコー出来ずにいるのである。
ムリヤリお願いして土産にしてまで頂いてきたのにジブンで作らないのはけしからんヤローなのであって「う〜む、そろそろマジで漬けてみるかぁ」と思っていたら某スーパーでこんなインスタント漬物の素を見つけてしまったのだな。
東村山市にあるポールスタアさんというソースが本業の食品メーカー製だ。成分を見ると似通ったモノなので、若しかしたらコレはイケるかも♪と早速購入して使ってみたのである。
一般に販売されている“浅漬けの素”と同様な使い方であって、野菜などの食材をカットしたらビニール袋に入れて原液を直接ふりかけモミモミうっふ〜ん♪としてやると即席漬が出来上がるシクミになっている。

それはソレで美味しいものだが、やはりちょっとは醗酵過程に似た時間を与えてやるとより美味しくなることが解っているので原液を希釈して漬け込んでやることにした。
手元にあったのは宅配で安売りしていた“不揃いのキュウリたち”だけでムルキムチの必需品である大根や蕪がないのはチト寂しいと云うか不安だったがまぁいいでしょ…と勢いで作ってしまった。密封バッグに空気を抜いて入れひと晩置けばオッケーなのね。

天候不順で野菜が値上がりしてしまったのを受けて行政が不揃いや規格外の作物も供出するように呼びかけたらしいが、コレもバカバカしいハナシであって本来はそうしたモノが流通の主体たるべきものなのであってキレイに揃った姿カタチのものばかりを追い求めていたニッポン人は自らのクビを絞めていただけのコトだ。コレを機会に野菜の本来あるべき姿と価格を認識すべきだろう。
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いくらよくデキた既製品の漬物の素であっても多少は香草や香辛料を加えてやらないとググッと迫るお味にはなってくれない。
生姜の千切りと鷹の爪を輪切りにして一緒に漬ければキレ味も良くなるのでは…とやってみたのは正解だった。おぉ〜コレはアノ味に肉薄しているではないか!
もっとも愛情を込めてキチンと手造りした漬物とは違って深い味わいに欠けるが、まぁコレだけお手軽に楽しめるのだからヨシとしようではないか。次はキャベツを使ったものもいいなぁ♪などと期待は膨らんでゆくのである。


株式会社ポールスタア
http://www.pole-star.co.jp/




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Sora


とうとうコイツのお出ましか…
いや、入道雲のことだよ



Afternoon, May 26. 2010.