オカド違いのリベンジ『メバチ鮪のヅケ丼』

シラス丼が喰えなかった腹イセにスーパーで安売りマグロを買いまくった…というのはウソだが「海の幸でドンブリよ♪」という甘い囁きがアタマから離れずメバチ鮪の切り落としを購入して帰った。

ニッキュッパのお弁当を売っていたスーパーでは庶民の味方ビンナガ鮪から高級なミナミ鮪までイロイロある上、ミナミ-ビンナガ-キハダなど三種類を盛り合わせた“鮪づくし”刺身セットなどまであってもう強い欲望のガマンも限界に近い状態だ。
しかし煩悩の趣くままにそうしたモノをカゴに入れたりもしたならトリトメのないことになってしまって帰り道はカラの財布を抱いて寂しい思いをするコトがミエミエなので冷静な判断をする必要がある。
ソコで見つけたパックはメバチ鮪の切り落し、ちょっとスジっぽいカンジもするがソコソコ安くて滑らかな感じの赤身が美しいのが魅力テキだ。
メバチ鮪はオメメがパッチリと大きなことからその名がつけられたとされていて英名もBigEyeTunaとストレートである。キハダ鮪と並びニッポンのマグロ流通の双璧を成す存在でほとんどが冷凍で市場に出回るが、数少ない近海モノはときにかなりな高価で取引されることもあるという美味しいマグロなのである。
持ち帰った弁当を食したアトは早速“ヅケ”の準備に取り掛かった。脂の少ない赤身はこうして食すのが正解で、いつものコトながらネットリ滑らかになった身肉をゴハンと共に頬ばるヨロコビは何とも言えないシアワセなのである。
リベンジと云うにはイワシとマグロでは全くのオカド違いではあるものの、美味しいモノでハラもいっぱいになればココロにヨユーも出てきて「生シラス丼? また次があるさ…」と鷹揚な態度に変身してしまうのである。




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雨の合間にお散歩か


今頃になってもご近所さんの植え込みにはサツキが満開なのね


そろそろ紫陽花なんだけど…




Afternoon, June 16. 2010.