“ハチコ”でCuisine! その3『ハチコのペペロンチーノ』

ハチコ料理のフィニッシュはパスタだ。う〜ん麺類連発かぁ、ソレに和食系の料理をしてないじゃん…っていーのである。ジツは煮物は茹でハチコをくれたヒトが一緒に持たせてくれたのね。 


なんだカンダ言ってもやはりタケノコはカツヲの効いた和風ダシで調理したものが一等賞なのである。
ソレはタケノコが持つエグミ成分であるシュウ酸がカツヲブシの持つアミノ酸成分と結合しやすく、アクの少ないクリアな味に変化してゆくという科学的メカニズムがあるのであって、そんな理屈を知る由もなかったムカシのヒトはその組み合わせによく気がついたものだと感心してしまうのだな。
以前に静岡市内のカフェ「ジャルディーノ」で食した新タケノコのパスタもカツヲの削り節がたっぷり入っていて、ビリッと辛いペペロンチーノがベースであったにも拘わらず非常にマッチングのよい出来にナルホド♪と満足した憶えがある。
アクの少ないハチコなら純イタリアン…そんなコトバってあるんかい…にも使えるのではないかとチャレンジしてみたのがこの作品だ。思惑はズバリと当りガーリックとオリーブオイルがこんなにタケノコの美味しさを引き立ててくれるのだ!と改めてカンドーするのである。
キンピラ風に醤油味の炒めものもよいが、こうしてパスタにせずともハチコだけをイタリアンなソテーにしてもイケるのではないか…という確信を得た次第である。 もちろんトッピングは紙のように薄くスライスしたパルミジャーノ・レッジャーノでね♪




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