(102)サッポロ一番『焼肉のたれ焼そば』


北海道の友人Kからこのカップ焼そばの速報が飛び込んできたのは今月半ばのコトだった。
「どうせボクが食べられるのはかなり先のハナシだろう…」と捨て鉢なキモチで過ごしていたが、それから間もない先日コンビニにタバコを買いに行ったついでに必修科目である新製品チェックを行うとアッサリと入荷しているではないか。
たいていはいつもと変わるコトのない棚の様子にイナカの哀愁が降り積もってくるワケだし、正直あまり期待せずに科目を履修するのがアタリマエになってしまっているのでその分ヨロコビも大きいのである。
オマケもついていてもう一つ他メーカーの新製品も隣に並べてあってその日はイッキに二種類の新製品をゲット、う〜んそんな日もあるのね。
「箸はお付けしますか?」
店員のそんな声かけですら「Art-Foodsさま、おめでとうございます♪」のように聞こえてくるからフシギなものだな。以前は割箸のサービスは丁寧にお断りしていたが、チリも積もればアルゼンチン…ではなくバカに出来ない支出抑制が期待できるので最近は素直にお願いしている。
そういえば今朝のサッカーゲームに勝利したニッポンは決勝トーナメントでその隣国パラグアイと最初に当たるんだよなぁ…ってカンケーないか。

事前情報が入っていたのでこの商品の特徴には衝撃テキなオドロキは感じなかったが、それでもこの添付ソースとふりかけには感心した。
焼肉のたれそのものではないか!と思わずカン違いしそうになるほど焼肉のたれチックなソース、そしてたっぷり入ったフライドオニオンやフライドガーリックにゴマと一味唐辛子がますます焼肉のフンイキを盛り上げてゆく。
もっともパッケージには「この商品はエバラ食品工業(株)の監修のもと、“エバラ黄金の味 中辛”の味わいをイメージして開発したものです」とメッセージが添えられている。

そうか、単に焼肉のタレという漠然としたものを追いかけるのではなく明確なターゲットを絞り込んで製品化したという部分が成功のヒケツなのかも知れない。古参新参入り乱れての焼肉のタレ戦争はキビシいものがあるが、長年安定したシェアを誇っているエバラ食品さんの製品はやはり万人に好まれる王道テキなお味なのであってソコにメをつけたサッポロ一番さんもエライではないか。キャベツや牛カルビ肉もたっぷり入っていてコレはかなり好感度の高いカップ焼そばである。
他メーカーがコレをどう捉えて対抗策を講じて来るかが楽しみだ。そうあのベル食品さんの必殺商品「成吉思汁たれ」をドコカ…と期待はしているのだが。


サッポロ一番サンヨー食品株式会社)
http://www.sanyofoods.co.jp/




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Sora



11:05AM, June 24. 2010.