ちりめんじゃことズッキーニのペペロンチーノ

友人が送ってくれた “ちりめんじゃこ” は大きさの揃った細かいシラスが程良く乾燥されているキレイなモノだった。静岡では「上干(じょうかん)」と呼ばれ、ちょっと区別されている上等な干しシラスである。
結構な量があるのでそのままゴハンに乗せて食べるだけではつまらないなぁと思い、ちょっと使い道をヒネってみた。

山椒の実などと一緒に甘炊きにしてもいいが、運悪くというかたまたま北海道産わかさぎの甘露煮があったり、例のスーパーで1尾50円で購入してきた秋刀魚を生姜煮にしてしまったりとサカナの甘辛醤油味が重なってしまっている。
ふと思い出したのはスペインでも生シラスをオイル煮にしたモノがあるらしいし、イタリアでもパスタに使ったりピッツァにトッピングしたりとサスガに生で食すことはないようだがガーリックと共に加熱する料理は人気があるようだ… というコトは ♪ なのである。
山梨の道の駅で購入してきたズッキーニも冷蔵庫で待機しているので一緒にソテーしてペペロンチーノだ!という結論に達するのにそう時間はかからなかったのね。
作り方はジツにカンタンだ、テキトーに混ぜればよいのである…と言ってしまうのはあまりにも無責任なので少々コツを述べよう。アッシェしたニンニクは低温のオリーブオイルでジックリ炒めて香りを出してやる。一旦ソレは別の容器に取り出し、フライパンは洗わずにオリーブオイルだけを加える。残り香をプラスしてやる作戦で、ココに輪切りにしたズッキーニを入れてやや色がつく所までソテーする。この間にパスタは茹であがりに向けて着々と進行させておくことをお忘れなきよう。
ズッキーニが待ち受けるフライパンに先程のガーリックオイルを戻し、輪切り唐辛子適宜とひとつかみのチリメンジャコをバッと入れザザッと混ぜたらスグにパスタを加えガガッと和えてチャチャッと器に盛り付けるのだ。そう、なんでも手際よく済ませなければ美味しいパスタは出来ないのよ。
トッピングの青みはたまたま手元に在った大葉を使ったがバジルなどでもよいだろう。ただ出来上がってから「あっ、そうだっけ…」などと慌てて刻んだりすることだけは避けたい。とにかくアチチハフハフで食していただきたいパスタである。



☆ カツヲ節と醤油で仕上げる和風のパスタ仕立てに使うという王道も捨て難い(笑) って、まだあるからソレも今度やっちゃおーかなぁ〜
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昨日夕方の富士山
この時期にしては珍しく大気が澄んでいました


6:02AM, August 04. 2010. @Fujinomiya-City         Original Photo




そして今朝の富士山
快晴…のち猛暑…でしょうかね


5:12AM, August 05. 2010. @Fujinomiya-City         Original Photo