今ごろになって『豚ロースの冷しゃぶ』

笑われるかもしれない… 梅雨時はとっくに過ぎお盆さえ既に終わった今ごろになって冷しゃぶとは。
「いつでも出来るさ」という油断があったと思う。気がつけば秋の気配さえ感じるようになった夏の終わりにこんな料理を食すのは滑稽かもしれないなあ…なのだが、まあ残暑キビシき折というコトで決して悪いモノでもない。


バラ凍結スライス肉というのは便利な食材で使いたい量をコントロールしやすいので重宝している。
「あっ、こんな料理が食べたい!」
と思ってもソレに見合ったニク形状が手元に在るとは限らないので、数種類の冷凍肉がいつでも利用できるのは有難いものだ。数年前に購入した冷蔵庫の冷凍ストッカーは三段のドロワにもうひとつフリーのドロワが付いていて都合4つの冷凍スペースが確保されているので、そうした食材を整理してストックしやすいというメリットも、こんなスタイルを維持するキッカケになっている。
その反面、今回のように「タイミングを図ってジッコーなのね♪」などと調子よく考えていても次々に浮かび上がってくるヨクボーに埋もれ忘却の彼方に…と云うコトもしばしばなのである。
本当はカットしたての生肉を必要なだけ肉屋で購入してくる方が美味しいにきまっているのは解ってはいるが、なかなかにソレもメンドーなハナシなのであってスボラなエロおやぢが行き着いたスタイルがコレなのよね、しかもなにかと不便なイナカ暮らしだし。
   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
ってな言い訳をしつつ『豚ロースの冷しゃぶ』の製造に勤しむのである。油茹でしたモヤシを冷やしておき、キュウリとニンジンの千切りをテキトーに混ぜて盛り付けのアンコにしてやる。もちろんコレだけでも野菜は充分であるが、なんとな〜く色彩テキなメリハリが弱いので青味の強い葉っぱモノとフルーツトマトを添えてやった。
タレは柚子ポン酢をベースにネギのコンカッセや唐辛子、ゴマ油とオリーブ油のミックス、すりおろし玉葱やフライドガーリック&ブラックペッパー粗挽き…といった具合に一見ハチャメチャではあるが、コレがジツにハマる美味さなのであって本当は教えたりしたくはないのである。
もっとカンタンに作りたい向きは昨今流行りの「食べるラー油」を市販の柚子ポン酢でテキトーに割ってやればよい。
あれ? ボクもそーすればよかったのかな〜




☆ またしてもビール加速系オカズでした(笑)
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