待っていた特売肉で『おろしチキンかつ』

そろそろ来るかなぁ…と思っていたら案の定朝刊折込チラシのド真ん中にバーン!とソレは掲載されていた。100gいくらという販売ではなく不定形で重量もマチマチな鶏ムネ肉を“一枚50円”で提供するというのだから、太っ腹なのかドンブリ勘定と言うべきかよく判らないが、まあとにかく安いので是が非でも購入に走らなけらばならないのである。


お店では冷蔵ケースに巨大なバットを置き、その上に山盛りされた鶏ムネ肉をトングで掴んではビニール袋に入れてレジに持って行くシクミになっている。
毎度メにするのが何度もクタクタとひっくり返しては次々と別のニクを掘りだしたりと、いつまでも品定めしているAKB(注1)
「ドレだって一緒だよ、たいして変わらないんだからさ!」
と言ってやりたいのであって、早くそのトングをボクに渡して欲しいのだな。かなりイラつくのである。
そんなヒトのために予め2枚づつパックしたモノも置いてあるのでボクはソレをサッサとカゴに収めてはレジに急ぐのだ。
注1=アキレタババア



家で計量してみると1枚が260gから300gを越すモノもあった。う〜むデカいではないか。
と云うコトは100g単価に換算すると高めに見積もっても20円を切っていてボンビー君にはジツに有難い。だからこのスーパーはやめられないのよ。
さっぱりしたムネ肉なので油を使った料理もさしてストレスにならないし、ハラまわりのトラブルに悩まされているエロおやぢとしては脂肪分の少なさはいくばくかの救いになるだろう。
この日はちょっと久しぶりにチキンカツにしてみた。ムネ肉はけっこう厚みがあって火が通りにくいのでウラ側にバックリとクロスの隠し包丁を入れてからパン粉を着けた。結果テキに繊維が切れて拡がったのでオトナの掌よりひとまわり大きなカツになってしまうのであって、直径が22cmある当家の揚げ鍋に入るギリギリの大きさだ。一人前づつしか揚げられないのでカツが出来次第に食していただくという、まあ言ってみれば厨房直結のレストランのようなもので、テーブルで待っているヒトはこれ以上のご馳走はないだろう。
いつまでも蒸し暑く感じる盆過ぎには“おろしポン酢”でよりサラリと胃袋に詰め込んでゆこうではないか。コレデモカ!ってくらいに薬味をのせてやるのが美味しい。
こんな時は安物の発泡酒であってもギンギンに冷してあればやたらに旨く感じてしまうものだ。しかしカツがデカ過ぎて思ったよりビールがたくさん飲めなかったのは幸いとすべきなのか…




☆ ソレは喰い過ぎってコト?(笑)
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