そして結局『チキンかつ丼』

サスガにやはりそんなワケでビッグなチキンかつを食べきれない家人もいるのであって、数切れの…とは言ってもフツーのカツ程度の量はある…食べ残しが生じてしまった。
翌日、オーブンで温めなおして食すというテもあるがココは一発ドンブリ勝負!というのが基本だろう。というかコレが何と言っても一番美味い再生手段なのであって、ソレ喰いたさにワザと残す…などという姑息なマネまでしてしまうのも決して罪なコトではない。

ところが
「へへ、今日の昼めしは久しぶりに“カツ丼”だぜ〜♪」
とワクワクしていると、意外な伏兵がいてヨコからかっさらわれてしまったのである。
しまった…その日は中三元女子剣道部員は近所の塾の夏季講習が午前中だけで昼には帰ってくる日だったのである。チックショ〜っ、せっかくボクが楽しみにしていたのに!
日々の努力を怠ってきた報いは希望の高校に進学する成績を残していないというだけでなく遠く及ばない結果に帰着していて、そんな現実をメの前にしておきながら怠惰な日々を送ろうとする彼女に、ついにボクはキレキレとなり3時間の説教タイム開始となったのは先月の半ば過ぎだ。悲惨な将来像を掲げての恫喝&誘導尋問で、ほとんど強制テキに近所の塾に行く決意を自らのクチから言わせるコトに成功した。
「オトモダチの通っている上級進学校向けの塾に行きたい」(ソコは親の送迎が必要な遠距離にある)だの「近所の塾はキライなあのコやこのコもいるからイヤ」などとカッテ放題の言動だったが、ドチラも自分のモノサシが解っていないから出てくる考えなのであって今のオマエにそんなヨユーはないハズだ。オカゲでいちおー朝はいつまでも寝ていることもなく講習に出かけてゆきシボられてはハラを空かせて帰ってくる。
「おいし〜♪」
ガツガツわっしわっしとドンブリにかぶりついているお嬢チャマ、あまりハラいっぱい喰うと午後に眠くならないのかよ…とも思うが、まあスキにしてくれ。ソレより、そのカツ丼ってボクが食べるヨテーだったんだけど。




☆ カツ丼萌え萌え〜♪ さて、いつリベンジしますか(笑)
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