な〜んだ…の『はごろも炒飯』

たまに利用するスーパーの折込チラシを眺めていたら見慣れないナマエの商品があった。「はごろも煮」…って聞いたコトのないカンヅメだが、ずいぶんお値段は安い。
EO缶5ケ組で¥198・おひとり様1点限りの特売はいったいどんなモノなのか確かめてみる必要があるなぁ、と早速そのスーパーに急ぐのである。

缶詰は通常の棚ではなく大きい通路のシマに特設された廉売品コーナーにあった。けっこう買ってゆくヒトも多いらしく用意された商品の半分近くはなくなっている。
う〜むコレが「はごろも煮」か…とテにとってみるとソレは昔からある“まぐろフレーク味付け”なのであった。(な〜んだ…)なのである。期待させやがって!と思ったが、なにしろ安いのでとりあへずカゴに入れるのであった。
ムカシはEO缶などではなくカンキリも必要なもっと大きい缶だった。ボンビーだった学生のときにはバイト代が入ると下宿から歩いて行けるスーパーアンドウ池田店でインスタント袋ラーメンなどと共によく購入したものだ。 そのままだと甘いばかりでお味はイマイチなので、刻みネギや貰い物の焼海苔などをたっぷり混ぜてはゴハンに乗せてわしわし喰ったものだった。懐かしい思い出なのである。

購入して一発目はそのまま食してみた。おぉ〜、ムカシに比べて上品な味付けに変化しているではないか。コレならそのまま食してもけっこー美味しい。キチンとマグロらしい風味もするし、甘辛醤油味を活かしてナニかの料理に使えばこの安さもより活きてくるだろう…などと、またしょーもないレシピをいくつか考え始めていた。
酒とタバコに汚染され腐敗しかけた脳ミソであっても、そんなトキだけはなんとなくシャキっとするのだから(あ、もしかしてボクって未だ大丈夫なのかな〜)とまたまた休肝日などといったキーワードを忘却領域に押し込んでしまったりもするのである。イケないなぁと解ってはいてもヤメられないメンタル面の弱さはなんとか克服しなけらばならないのだな。
   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
王道テキな美味しさの料理なら迷わず『はごろも玉子とじ丼』だろう。笹切りの根深ネギとこのはごろも煮をタマゴでとじて丼ゴハンにドッカ〜ンとトッピングなのである。薬味は三つ葉とモミ海苔でキマリだ。
フツーの玉丼で使うようなダシつゆは不要で、缶汁そのものが甘辛醤油味になっているのでそのままでオッケーなのよ♪ ってこのアイデアはスグに実行できるので次回にとっておいて、今回はチャーハンへの応用だ。
やってみれば、まぁ“ツナ炒飯”みたいなものである。ただし最初から味の付いているツナなので出来上がりはコクも旨味もある炒飯になった。フツーに炒飯を調味する時よりも香辛料をキツ目にしたほうがはごろも煮とのバランスは良くなる。
当たり前の美味しさだが、懐かしいような味のルーツがあって面白い。安上がりで栄養価は問題ないのでタマにはいいなぁと思う。



はごろもフーズ株式会社
http://www.hagoromofoods.co.jp/




☆ へへ、次はドンブリね♪ と思っていたら酒の肴で全部喰ってしまいました(笑)
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今朝の富士山
湿度も高いし、ちっとも涼しくないんだよな…



5:43AM, September 04. 2010. @Fujinomiya-City       Original Photo