(115) 一平ちゃん夜店の焼そば「塩だれ味」

テレビのCMでもずいぶんマヨネーズをかけるシーンには心血を注いできたカップ焼そばである。それはデビュー時から“からしマヨネーズ”つきがウリの商品という特徴をもっともストレートに伝えるものであり、同業他社も「ジツはマネしたくてウズウズしてんのさ」との想像に難くない。
それくらいマヨネーズのマジックが焼そばに与える影響は大きなものがある。チョボい焼そばでもコレさえかければ「あれれ〜、よくわかんないけどさ、なんだか美味しいようなキブン♪」となってしまう反則ワザでもあるわけだ。

そんな一平ちゃん…あ、一平ちゃんがチョボいというイミではありませんから…は従来の“ソース味焼そば+からしマヨネーズ”という組み合わせに“塩味焼そば+黒胡椒マヨネーズ”という新たな製品をラインナップさせてきた。

しかも「快感 細い!キレイ!かけやすい! マヨビームノズル搭載!」というやたらに!マークを多用した新兵器を投入してリニューアルなのである。
そうか、世間一般では従来のマヨネーズ入りアルミパックは使いづらいという評価だったのね…ということがよく解る。ボクはいちおーフォトなんか押さえたりするのである程度キレイなマヨストライプが欲しいなぁなどと思ったりもするが、そんなモクテキでもなければ「ベツに…」くらいしか思っていなかったので(そんなに重要なコトなの?)であるし、その分のコストはマヨネーズの増量に回せよ〜と考えてしまうのね。
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フライドガーリックの風味が効いた塩だれ味もイケるし、もちろんウリの黒こしょう入りマヨネーズがさらに美味しくしてくれる。カップ焼そばの塩味としてはベンチマークにもなる出来で何も不満はない。
ソレより何度見ても面白かったのは少し前のテレビCMで、イケメン君が屋台でマヨネーズをピュ〜ッと飛ばすとトリマキの浴衣姿の若いオンナが一斉に「きゃ〜っ♪」とイエローヴォイスをあげるコトなのであって、ボクは最初にソレを見た時はてっきり客に向かってマヨネーズを飛ばすバカ野郎かと思ってしまったのだな。そんなコトをしたらせっかくの浴衣がマヨネーズでベトベトになっちまうじゃん…って、そんなイカレたCMを作るハズはないではないか…と解っていつつ映像画面ではそう見えてシカタがないのよ。
しかし改良型となったマヨネーズパックの使い心地はイマイチで従来製品とそう大きく変わってはいない気がする。現行CMのように長時間かつ遠くまで細長くピュ〜ッって飛ばす…というカンジには決してならないのでアレは誇大広告なのではないか、などと無粋な発言は慎むべきだろう。コマーシャルとはイメージを発信するものなのであって、たかだか添付のマヨネーズパックなどはその気になって使えばよいことなのである。


明星食品株式会社 夜店の焼そばスペシャルサイト
http://www.myojofoods.co.jp/campaign/ippei_yomise/




☆ トヨエツのキンチョールのCMも面白かったけどね、ヤラしーやろ〜!ってさ(笑)
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