ビミョ〜に残ったソースは『ロコモコ風チーズ焼カレー』に

フツーに作ったチキンカレーは見事に固形物だけがすくい取られ、残ったルウはもの悲しげだった。しかもその量がかなりビミョ〜であって1食分のカレーにはかなり少ないし、捨ててしまうには惜しいというところがヨケーに哀愁を誘うのである。


器に入った少量のルウを眺めながらぼんやりとその使い途を考えた。冷やゴハンがあるのでカレー炒飯も悪くない。タマゴとネギがあればオッケーだけど出来れば叉焼の切れっ端でもあればなぁ…と冷凍庫を探すと、中三元女子剣道部員用にストックしてあった既製品冷凍ハンバーグが1コ出てきた。おぉ〜コレも喰ってしまおう♪なのだが、待てよ、ハンバーグとタマゴって云えばロコモコではないか。
よし予定変更だ!とタマゴは電子レンジ温泉玉子にし、ハンバーグをフライパンで焼き始めるのである。器に温めたゴハンそして焼きあがったハンバーグを乗せ、ルウをかけてシュレッドチーズをたっぷりバラ撒いた。アトは余熱したオーヴンに突っ込んでやるだけである。
チーズが程よく溶けてくれるまでの間に付け合わせのサラダ野菜をカットし冷水でシメてやる。盛夏の頃とは違い水道の水温も随分ヒンヤリとなってはいるがまだまだ氷のお世話にならないとキリッと冷えたサラダは出来ない。ちょうどスピナーで水切りを終えたところでコンベクションオーヴンの加熱終了を知らせるベルがチ〜ンと鳴った。
電子レンジで加熱するコトを「チンする」などと言う。しかし今時そんなローテクなデバイスを装備した調理家電はなく、全て電子音のモジュールが無機テキな発信音あるいは安っぽいメロディーを発して使用者に知らせるワケなのだな。
その点このイタリア製の電気オーヴンは最新型にも拘わらずチン♪というヒューマンな響きでその加熱終了を知らせてくれるのがなんともかわいいではないか。
さて出来上がった焼カレーに温泉玉子を乗せブラックペッパーをミルして出来上がりだ。やや少ないかなと思ったカレールウは偶然とはいえ程良い味付け加減となってチーズに絡んでいる。う〜む、美味い。安上がりな昼めしで満足なのである。




☆ そういえば最近トマトを食べてないかも…
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今朝は曇天で観測できないのね
で、昨日夕方の富士山を


夕陽と幾重にも浮かんだ雲が山腹に影を落とし
まるでミルフィーユのようなお姿に



5:14PM, September 13. 2010. @Asagiri Plateau       Original Photo