ゴーヤーのコールスローと『照焼風ローストチキン』

残暑克服対策としてゴーヤーちゃんぷる〜を作って食したのはほんの少し前のコトだったが、こうも涼しくなってくともうゴーヤーの出番はないのかと思っていたところだ。

ところが知人からゴーヤーを1本いただき(あれまぁコレで食費が少し浮いたじゃん)と一瞬ヨロコんでみたものの、また同じ料理ってのも無能過ぎるカンジがしてナニか別の献立を急ぎヒネリ出すのである。
そうだ、前日に多く作っておいたキャベツの千切りもあるしマゼマゼしてゴーヤーのサラダ…コールスロー風にするのもいいよな♪と早速ゴーヤーの下ごしらえにとりかかった。
ところがタネとワタを取り除こうとタテに割ってみると、おやまぁ!びっくりなカラーが出現したのであった。タネやその外皮が真っ赤、そしてワタ部分は心なしか黄色味が濃く感じられ自己主張の強いゴーヤー君なのであった。う〜ん、オマエはジャマイカキューバの出身か?というようなラスタカラーはちょっと危ないコカインの香り…はしないので安心してよろしい。

色彩で目立ったゴーヤー君はこの日はあくまで脇役なのであってホントはこんなにクローズアップするつもりはなかったのであるが、そのコールスロー風ってヤツもナカナカにイケるサラダなのであって「来年またがんばってね」とホメてあげたいのだな。
作りたてはその独特な苦みがキョーレツで(もしかして失敗?)と覚悟をキメた。しかし時間経過とともにクセは和らぎ、試しに翌朝まで寝かせておいたらどんなカンジになるかな〜と少量をパックして朝食用に冷蔵保管してみたのだ。
コレがまたジツにいいカンジの和え物となって美味かったのだな。よく塩モミしてからいったん湯通し処理をしたせいか、水っぽくなっておらずシャキっとした歯触りにも変化は少ないし、心地よい苦みが程良く残っている辺りは猛暑の季節にうってつけのレシピだったに違いない。またしても(もっと早く知っていれば…惜しいコトをしたなあ)とハンセーなのである。
ローストしたチキンには数種のガロニやハーブで彩りを添えてやるのがいつものコトなのだが、たまたまこの日はこのコールスロー風だけでいいや…とズボラをキメ込んでいた。コレが逆に新鮮なお味の組み合わせとなってアタリだったのだな、ちょっと甘辛くスパイシーなチキンの照焼がマヨネーズによってメロウでマイルドな…う〜ん、懐かしい表現だ…方向に変化して、まぁとにかく美味かったのである。
そう、考えてみれば鶏唐揚にタルタルソースを添える『チキン南蛮』の方程式に似ているかもしれない。そうか、そーゆーコトだったのね♪と一人合点のオカズなのであった。




☆ マヨ系なら何でもオッケーかな(笑) 使い過ぎは禁物ですがね(^з^)-☆
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Sora



Afternoon, September 18. 2010.