煮物が食べたくなって二つほど… コンニャクとサトイモ

寒いくらいに涼しい季節になると同時に、よくしたものでなんとなく煮物のようなモノが食べたくなってくるのは「ヒトのカラダも冬支度を始めているのだなあ」と実感するのである。


ちょうど里芋の出荷シーズンなのだろうか、富士宮市郊外の畑地ではサトイモを掘り起こしては洗っている風景をよくメにするようになった。農民市場ばかりでなくちょっとした直販所などでも里芋がよく売られていて1kgくらい入った袋が¥200前後でテに入るのはジツに有難い。
ただ里芋を煮物にする場合は皮をゼイタクに剥いてやらないと美味しくない…う〜ん、ケチケチに剥いてやってもソレナリな美味しさはあるんだけどね…ので、思いっきりガバッと切り取っては料理の仕込みをするのである。
京都の和食の料理人が海老芋の皮をコレデモカってくらいに厚く削ぎ落してはハンナリ上品に器に盛り付けているのを見ては
「けっ、シャラっくせ〜!」
などと吠えていたものだが、ある時テレビ番組でその料理人さんが「何故、サトイモは皮を厚く剥くのか」という理由をトーシローにも解るように説明してくれているのを見聞きして(う〜んナルホド♪)とコーフンしてヒザをポンと打ったら強くたたき過ぎて皿が割れてしまった、と云うのはウソだが“目からウロコが落ちた”と云うくらいには表現しても許されるだろう。
皮に近い部分にはアクやヌメリが多くまた硬いので残したままにすると柔らかで舌触りも滑らかマイルドなサトイモ煮にならない…というのがカンタンな説明だ。言われた通りにやってみると、おぉ〜ジツに京都してるではないか、えへ♪コレからはこのテでいこーぜ!なのである。
ただし量は半分くらいに目減りしてしまう感覚なので(ちょっと多すぎたかな〜)くらいに購入してきた方がいいようだ。ってケチなボクはいつも同じ失敗を繰り返しているのだけどね。
その点コンニャクはそのまんまで安心だよな…



☆ 酒の肴、ってよりやっぱりゴハンのオカズですよね(笑)
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先ずは昨日の日没直後の富士山から…
山頂が夕陽に染まって紅くなっていましたが、ハッと気づいてカメラを取り出した時には既に蒼くなっていまして
ソレでも上空の雲が面白かったので1枚パチリ



5:02PM, November 02. 2010. @Fujinomiya-City       Original Photo




そして今朝の富士山
若干カスミ気味ですな
この後は寒いくらいの快晴になっております



6:14AM, November 03. 2010. @Fujinomiya-City       Original Photo