ホトケの顔も三度まで …バッテリー突然死

ソレを知ったのは昨日のことではなく一昨日の午前中だった。ネギを買いに出かけようとメガーヌ君に乗り込んだのだが、スタートスイッチを押してもメーターパネルの各種インジケータが虚しく点滅するだけだった。
二度目の時もそうだったがスグにアレだと判った。そう、バッテリーが突然お亡くなりになってしまったのである。う〜ん、コレで三度目ではないか。

考えてもみれば前回の装換から三年近くが過ぎている。ちょっと心配だったので春先には点検もしてもらっていたが、その時はオッケーだったのですっかりその後の心配を怠っていたボクがバカだったのである。
メガニスト諸氏の中にはネット販売で安くリプレイスを購入をされている方も多くお見受けするのでボクも出来れば…と探してみた。確かにお安いしもちろん交換作業くらいジブンで出来るさ、とアクションはココまでの一昨日。
一夜明けて少し冷静に考えた。ちょっと待てよ…いちおーホカの点検もしてもらいたいし、ウインドウォッシャも不調のままだからついでに…と、やはりディーラーさんのお世話になる決断をした。電話をすると在庫があるというではないか、しかも現在25%オフのセール実施中!と、まぁ不幸中のサイワイ、ネットでポチしなくてよかった〜なのである。で早速ゴー♪と支度を始めたのは昨日の昼前だ。
他車からの給電で始動しなくてはならないので、先ずは家人の軽自動車とブースター・ケーブルで接続。ダメだ、どうも容量が足りないようである。仕方がないのでご近所さんにお願いしてV6-3.5Lの高級車を拝借する。コレはルノーのゴーン君が社長を兼任する日本企業の製品なので相性がよいのではと思われたがナゼか始動しないのである。今まではケーブル接続即一発だったのに、こんな経験は初めてだ。
結局JAFさんをコールしてやっとルノーF4エンジンは唸りをあげてくれた。始動しなかったワケをJAFさんから説明して頂いたが、どうやらフランス女は太くて短いモノがお好きなようである。ボクのは太さはオッケーだが長過ぎたようで燃えてくれなかったのだな。あ、ケーブルの話ですからね、お断りしておきますが…

結局出発したのは陽が傾きはじめたころ、帰りは当然ヘッドライト点灯の時刻になってしまった。フツーならこんなメに遭わされれば(ホトケの顔も三度まで…ってな!)と愛想を尽かされそうなところだが、なにせいろいろな体験をさせてくれるメガーヌ君である、コレがまたエキサイティングで楽しいのである。そう、何年経っても“退屈へのレジスタンス”は忘れていないのだな。

なんだか疲れる一日だったが、おチカラを添えていただいたご近所さんへのお礼にナニか購入して…と立ち寄った清水のケーキ屋さんが素晴らしいお店で、まぁソレが唯一収穫でもあった昨日である。