プレゼンスを乗り越えて『棒ヒレかつ』

初めて(意識して)食べたヒレかつがたまたま『棒ヒレかつ』だったということもありヒトカタならぬ思い入れもあったが、外食でもなかなかお目にかかるコトはなく(いつかは…)という熱いキモチだけが蓄積していた。
大手スーパーAJのデリカコーナーにもソレはあって長さが30cmもあるような棒ヒレかつにはグッと来るものがある。だが(どーせなら揚げたてアチチが食べたいじゃんねえ…)と見送ること数度、いよいよジブンで作らなければならない状況に追い込まれてきた。つまり豚ヒレ肉ノーカットを購入してきてしまったのだな。


モンダイはいくつかあった。先ず長いままでは家庭用の揚げ物鍋に入らないこと。そして厚み(直径6cmほど)があって油面から飛び出てしまうことだ。
仕方がないので鍋サイズに入る長さにバサリとカットした。まさに断腸の思いである。ソレでも1本が15cmあってちょうど一人前にズバリの量か。アタマが出てしまう問題は付きっきりで転がしながら泳がし揚げるという方法で対処するしかない。
なんとか完成した『棒ヒレかつ』はやはり美味かった。このところ外食でもウチごはんでもロースかつばかりだったのでとても嬉しい。揚げたてをカットするとシアワセの湯気が立ち上り「あぁコレだよねっ♪」とビールがやたらに美味く感じてしまうのね。ソースはもちろん粒マスタードの入った例の自家調合特製のヤツ、ウスターソース好きもこの時だけはコレなのだ。
しかしモクテキは達成したので次回はフツーにヒレかつを作ろうと思っている。やはりお家じゃけっこープレゼンスが大きいのよ…




☆クリックで応援して下さいね! グルメなサイトのランキングに参加してます





白菜畑



Afternoon, February 17. 2011.