あくまでも実験のつもり『ラー油野沢菜のピリ辛炒飯』

家人の知り合いから頂いた流行の食べるラー油は賞味期限が切れていた。いや、そのコトは承知の上で有難く頂いてきたのでソレを譲渡するにあたってはその方に罪はない。
しかしナゼそうなったかと云うコトを聞くに及んでボクは「う〜ん…」と唸ってしまったのだな。

M屋さんの食べるラー油といえば相変わらず品薄で、たまに入荷しても「一家族さま1本限りでのご協力をお願いしますby店長」などといった張り紙で制限販売されるのが常だった。そんなにブツの生産が間に合わないのか…と思っていたら、コレにはとんでもないカラクリがあって何も知らない消費者はただそれに踊らされていただけなのである。
確かに全国テキなブームで品薄には違いはなかったようだが、ジツはそのお方は市内の某スーパーにお勤めになっておられ、件の商品が入荷すると従業員が先を争ってソレを社内購入してしまう=店頭に並ぶ量が少なくなる、という図式だったらしい。しかもM屋さんの品だけでなく類似の商品も「なんだかみんなが大量に買って帰るのでアセッちゃってねえ… ええ、ワタシも買えるだけそーしよーと思って」とアホ主婦丸出し…違う!配慮の足りないお方となってしまわれたようだ。
困りますねえ、アナタたちはお客様により豊富な商品を提供するのがシゴトでしょ、ソレを私利私欲のためにその立場を利用していたなんて許せませんよ。しかもジブンの家族だけでは食べきれないくらい買い込んでトドのつまりは消費期限切れ、ソレってやっぱりバカ…違う!ちょっと見通しの甘い行動でしたね。
そして品質テキには何のモンダイもないのに期限が過ぎているから自分は食べたくない、でもそのまま捨ててしまうには惜しいし、とヨソ様に処分を依頼するなんて無責任極まりないイカレ野郎…違う!ヨユーのあるお方なのだな。なんだか今回の震災&計画停電による品不足サワギの前振りというべきか根本に流れる倫理観の欠如と知的レベルの低下を物語る一章、といった印象だ。
そんなワケで頂いた『ピリ辛ラー油野沢菜』を早速開け先ずは冷奴で食してみた。おぉ〜美味いではなかと!テレビで鹿児島の話題を放映しているので急に方言になってしまった。ラー油に漬かっているのに刻んだ野沢菜漬の旨味や香りは堂々と主張され続けていてスバラシいのである。
コレなら炒飯の香味油として使うのもイケるのでは…と踏んだボクの判断は正しかった。ちりめんジャコも加えていつぞや食した某中國料理店の極上炒飯に少しは近づいたかなあ。 お〜し、今度は実験ではなくホンバンとしてキアイを入れて作ってみようではないか。




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今朝の富士山
晴天も今日まで…と天気予報
相変わらずカスミが強いですね
今日のフォトは二枚とも30年以上前のオールドレンズで撮影しました



6:44AM





6:46AM, April 14. 2011. @Fujinomiya-City