サクサクふんわりジュウシィ…米粉で『鶏の唐揚』

なんだか風変わりなロンパリおやぢが出てきて「米粉、うまっ」と言うCMを観たのは震災発生のかなり前のコトであった。
その人物は歯に衣着せぬ物言いがトーク番組などでけっこーな人気のあるテリー伊藤氏であって、その独特な主張・価値観と風貌からは食べ物に関する映像に起用されるのは若干の違和感を持ったものの、なかなかにご本人そのものにインパクトがあるだけにアピール度は高い。
おぉコレはよさそーじゃん♪と早速購入に走ったエロおやぢである。

米粉倶楽部という「食料自給率アップ」を啓蒙する団体が制作したCMでホームページを覗くとかなりの数の国内企業が賛同参加していることが判る。もちろん食関連の企業は売り上げ増大につながれば何でもするだろうが、本来はそうした経済的な繁栄を目的としたものではなく食料の自給率向上がこの国の文化や教育レベル、如いては産業構造の基礎力強化に帰結する大切なプロジェクトであることをいったいどれだけの人々が理解しているのか…と甚だ疑問なのである。
今回の震災とそれがトリガーとなった原発事故は本当に悲しい出来事だが、新たなニッポンを創造する大きなチャンスでもあって、復興がどのように計画進行されてゆくのか非常な興味を以って見ている。ボクならこうするああする…といった意見は数多あるものの、たかだかこんな程度のエロおやぢの意見など誰も聴く耳を持たないだろう。ただコレだけは言いたい、せっかく美しい国土・水・海といった環境に恵まれている国なのだから、資源はなくても農業や漁業そして畜産業といった産業をもっと大切にして、それを基盤にモノづくりのポテンシャルを高めてゆく国造りをしていただきたい、ということなのだな。
さてさて肝心な米粉の使い心地はどーであったかと言うと、出来上がった鶏の唐揚はタイトル通り“サクサクふんわりジュウシィ”なのであって、市販の唐揚粉のカラクリがちょっと見えてしまったような気がする。 小麦粉のように水分を含んでもネバリが出ないので粉をつけてもサラッとしているし、揚げあがったアトもグニャリとなりにくい。もちろん揚げたてならばより表面のカリッとした食感を楽しむことが出来る。
コスト的には現在のところ割高なのはこうした利用法が一般化していなくて、市販されている米粉が菓子や餅を作るために精製された高級品ばかりだからだろう。価格と品質のバランス・バリエーションをメーカーが拡大できるのか、消費者がどう理解し利用するか…が浮沈のカギを握っていると思う。




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昨日もこのことについて少し触れましたが、この現実から目を背けてはいけないと思うのです。


何度も申し上げていますが…
本当にそんなに電気が必要なのでしょうか?
バカみたいに明るい夜が欲しいですか?
自動販売機がないと死んでしまいますか?
24時間営業のスーパーがないと栄養失調になりますか?
キラキラ照明ギンギン空調のパチンコ屋は人生の糧になっていますか?


原発の是非を云々する前にエネルギーの必要量を議論すべきでしょ…


福島原発10キロ圏内 見捨てられた畜産業

東北地方太平洋沖地震義援金
あなたが今スグできること…
http://volunteer.yahoo.co.jp/disaster/list/0047.html






Sora



6:08PM, April 20. 2011.