オニオンソースで『生ハムとフルーツトマトの冷製パスタ』

同じ「生ハム」でも製造される国によっていろいろと流儀があるワケなのであって、どの部位を使うか以前にブタをどうやって肥育させるかという点からして違いがあってなかなかに興味深いものがる。
そして使用する香辛料の種類や塩の使い方、熟成期間、燻醸の有無…様々な要素が加わって「コレが同じ豚肉か?」と思うほど全く異なる味わいを持っているのが限りないヨクボーに火をつけてしまうのだな。

ボクが未だ食したことがないのは軍事テキ脅威で周辺諸国に圧力&イバリ散らしを増大している某大国特産の“金華火腿”だけである。あぁ喰ってみたいなあ、横浜中華街でも行ったらあるのかな、でもアソコって実際は台湾人ばかりだからなあ…と、ネットでポチすればカンタンにテに入るのに、どーもそーゆー行為は苦労して入手した食材のヨロコビをスポイルしてしまうような気がしてスキになれないエロおやぢなのである。いけない、また脱線だ。
イタリアンと称して料理を提供するならばパルマのプロシュートかスペイン産ハモンセラーノを用いるべきであって、良心的なお店ではたいてい単に生ハムと表記してあるだけである。それは比較的短期間で安価な生ハムが製造できるドイツ式の生ハム=ラックスシンケンがニッポン国内で一番流通しているというのもあるし、クセのない美味しさが万人に好まれるという理由もあるのだな。単純に原価率を下げるためにグレードダウンしているだけとは限らないのである。
ではエロおやぢ家ではどーなのかというと、もちろんストレートに経済テキ事由に依ってスーパーの廉売生ハム=ラックスシンケンを採用せざるを得ないのであってヒジョーに残念な途中経過を強いられるワケであるが、な〜に喰ってみなさい!なのである。この最強無敵なオニオンドレッシングがあればプロシュートだろうがハモンセラーノだろうがカンケーないのである。金華火腿?オトトイやってきやがれ!てなもんだい。九回ウラ逆転サヨナラ満塁ホームランなのである。
と言いつつちゃんとラストのトッピングはモノホンのパルミジャーノ・レッジャーノしてますけどね。案外コレがキメだったりしてさ…そうか、さっきの一発逆転は取り消しだ。同点ホームランにしておいて、こいつが決勝スクイズって感じかな。 ちょっとズルっぽい? いいえ、勝てばいいんです。




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