専業メーカーの“極キムチ”で『モヤシとキムチのタンメン』

似たようなナマエのキムチはスーパーにも売っている。そう…あのお方のニヤケ顔写真がバ〜ンとラベルに印刷されているアレとかね、あとホカにも“極”と冠する商品はいくつもある。
まあ夫々に自信を持って世に送り出しているのだろうし、また購入するほうも「オラが町のキムチがイチバンよぉ」と好みもあるだろうが、残念ながらボクが住む哀愁のイナカ町には美味いキムチを製造している処は今のところ見つけられないままだ。

そんなワケで静岡のデパ地下に行ったときなど正常位C…また違うなあ、成城石井のオリジナルキムチがあれば必ず購入してくるし、宅配食材のカタログに珍しいモノがあれば注文したりしてその欲望を処理しているのだ。
先日届いたキムチは福岡県糟屋郡というボクの知らない土地に在るキムチ専業メーカーさんのもので“国産白菜を使いヤンニョムやリンゴをその葉の一枚一枚にスリ込んで作りました”という自信作らしい。そうか、だから“極”なのね。
そりゃキムチはダイスキですからねえ、到着すれば早速お味見なのよ。おぉ〜サスガに美味いですな、キチンとマジメに作ってあることはひとクチ食せばスグに判る。韓国の方が作るキムチとは少し違いニッポン人の嗜好に合わせた工夫はしてあるが、それでもかなりアチラのものに近い。近年の流行である甘みの強い傾向は抑え気味にしてあって辛味もほどほどと広範囲な活用が期待できる。ゴハンに乗せて食してみたがコレはイケますね、こーゆー製品が近所のスーパーに売っていると助かるんだけどなあ…

さてそんな“極キムチ”をモヤシタンメンに乗せて試してみた。タンメン自体とモヤシが持っている旨味や香りをもっとジャマしてしまうものかと想像していたが、ちゃんと引きたて役に回ってしかもジブンのシゴトをキッチリ遂行している。今までキムチを入れたラーメンは
(決してマズくはないけど、う〜ん…)
みたいなものが多かったのでちょっと嬉しい裏切りなのね。もっともコレは素のタンメンとキムチが良質だからなのだろう。そして豚肉のキムチ炒めとかキムチ炒飯にしてしまうのはもったいないキムチであることに気付くのである。
イタリアンの有名シェフさん、コッチに乗り換えませんか?


株式会社カネシマ
http://www.kanesima.com/



クリック↓↓↓で応援をお願いします






カナメモチの新芽が真っ赤に
この樹は紅葉とカンケーないんだけどね
やっぱりこの時期にはこんな色が似合うのよ
そう、梅雨のころ真っ赤になられても
なんだか違和感ありありでさ



Morning, October 28. 2011.