初冬のお楽しみ『柚子風味 鯖の西京味噌漬焼』

恥ずかしい失態を演じてしまった。なんとせっかく柚子をセッティングした鯖の西京味噌漬を焼き過ぎて焦がしていたのだ。
それでもグリルのタイマーはいつもより二分ほど短く設定してあったし絶対に大丈夫だと信じて疑わなかったが、やはり慣れからくる油断というやつか。まあ食べられないほどのコゲではなくフツーに食すには充分なものであるものの、ちょっと写真映えしないというか見苦しいので残っていたもう一枚でやり直しなのである。いつもなら途中でちょっと確認するんだけどなあ…

切身の皮目に切り込みを入れ半月にスライスした柚子を差し込み焼く。焼きあがるまでの間に濃縮された果汁が身肉にシミわたり、そのまま焼きあげたものとはまた一味違う風味を生み出す… いったい誰がこんなステキなレシピを考え出したのだろう。
何年か前に料理の雑誌でメにして以来、柚子の時期になるとコレをやってみたくなり年に一度は必ず食している。今回は西京味噌漬でやったが、元々は“幽庵焼”と云う柚子風味の醤油合わせ調味地に漬けた白身魚料理を発展させたもので、“柚庵焼”と文字誤用されるくらい柚子がアクセントになっている和食である。
当然の如く相棒はヌル燗の日本酒でしょ… いくらフォトのイメージを高めるためとは言え、飾りでこーゆーぐい飲みを置くってのも苦しいことですな。ええ、ひとくちだけですがお味見だけはちゃんとしましたよ、センセには内緒のハナシで。


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今朝の富士山



6:40AM, November 17. 2011. @Fujinomiya-City