歴史ある町に生まれ育った『四日市とんてき』

小学校の社会科の教科書テキ知識しかなかった四日市と云う町は、実際に行くと伊勢湾岸自動車道を西に向かい広大な名古屋港を過ぎてナガシマスパーランドという巨大な遊興施設のはるか先に延々と拡がる石油化学コンビナートが象徴テキなヴィジュアルなのであった。そう、これまでの知識を具象化したものはココまで、しかも教科書に記述されたいたものは高度経済成長期を代表する大気汚染とか“四日市ぜんそく”などというクラいイメージしかなく、もっと灰色に沈む風景かと思っていたら、な〜にこれがまた結構な景観なのでありましてね、明るく美しい。近年流行している“工場ウォッチング”の代表スポットでもあると云う。

ついでだからいろいろ調べると江戸時代は東海道の宿場町で本陣(エラい大名が宿泊逗留する施設)まであったというし、伊勢神宮参拝の分岐点でもあった。そして現代の四日市に最も関連しているのは戦前に帝国海軍がこの地に燃料精製保管施設を建設したことから、戦後もその流れで日本を代表する石油化学コンビナートが発展していったわけである。ガッコーも四日市の暗い面ばかりを強調しないで、この程度のカンタンな記述でいいからその歴史テキ説明をしてくれると社会の勉強も少しは楽しかったに違いない。

さて、そんな四日市の中で最も有名なB級グルメ四日市とんてき』を作ってみた。作ったと言っても「四日市とんてき協会」公認の既製品、味付け肉パックというやつなのでお気楽なものである。
B級グルメにはごく当たり前のことだがお店によって提供スタイルも違っていて、この四日市とんてきの場合はブ厚い豚肉にグローブ状の切れ目を入れたもの、スティック状にカットしたもの、サイコロ状など様々らしいが、いづれも濃いめのタレでソテーしキャベツの千切りをたっぷり添えることが基本のようだ。
このパックはスティック状の味付けニクだったが、グローブ状ってのは以前に静岡市内で食した『トンテキ定食』@トンテキ食堂みたいなカンジなのかなあとワクワクするではないか。食してみると「あ〜やっぱりB級よね」というお味だった。美味しくないとかそーゆー次元ではなく、現在我々が慣れ過ぎてしまいアタリマエになっている高級なお味ではない…というだけのハナシだ。ちょうどウスターソースにケチャップを加えて濃度と粘度を出し、アレやコレやをプラスしてイナタい風味が完成している。
ニクを薄切りにしていないところがミソなのであって、ガツンとモリモリ喰うと云う本能的な欲望を満足させる料理だ。スキだなあ、このテの味って…ビールにはたまんないだろうし。


四日市とんてき協会
http://tonteki.com/




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梅成弟子丸さん
既にヨケーなものが溜まっているヒトは… って気にせず食すべきでしょうか(´▽`*)アハハ
おはようございます! とにかくヨケーなもの無しで一本勝負、がっつりイケる潔さって他にはないものがありますね、ええホントにいいと思います。
しかしビールの快感がフラッシュバックして困ります…さま〜ずの三村君と同じビョーキで謹慎ちうの身分には堪えます… 先日も夢にまで見てしまいましたノ(´д`*) マジっすよ…



ムー吉殿
そうだそうだ、コレを真空パックして携行し山で湯煎して喰う!\(o^∀^o)/
おはようございます! いいね美味そうだねハマっちゃうよね♪ってなカンジに美味いっスよ、一発如何?ですが奥方様のご理解&ご協力も必要でしょうから貴殿にはムリですか(笑)
町おこしもいいんだけどB級グルメだけに頼っての経済効果に期待するのは如何なものでしょ、しかも付け焼き刃のそうしたものって生活感がないから絶対にスタレて長続きなんてしないんだよね。その点、先日の『かつめし』みたいなものにはしみじみとした美味さがあってよかったなあ…
伝統が存在しない町だってあるんだから、そーゆーところはムリしてB級にダウンさせなくてもいいのに。思いっきりウルトラAクラスで勝負してみろよ!と言いたいなあ(´▽`*)アハハ