選抜のアトは素っ裸…『ヌードみかん』

お茶とみかんが代表的な農産物の静岡県だけに生業としての栽培だけでなく、自家消費用にそれらを庭先や裏山などに所有しているヒトも多い。そんな農作物をいただく側は既に出来上がったものをテにするのでただただ有難いで終わってしまい、ソコに至るまでの苦労にまでなかなか思いは至らないのがフツーだろう。

エロおやぢもネコ額菜園やら実のなる樹などが少々庭に在るオカゲでそうした大変さは多少の理解と知見を持っているつもりなのであって、知人からそうしたご苦労の産物をいただいた折には身にシミてその尊さが解るというものだ。 このミカンもそうしたもののひとつであって、放っておくと鈴生りとなって果実が大きく成長しないので“摘果”(間引き)してキズもなく大きく優秀なものだけを枝先に残す工夫が必要となる。
しかし摘みとってしまったものであっても見た目や大きさだけが市場が要求する一般テキ規格に外れているだけなのであって、キチンと食用に出来る。ジブンの家庭内で平素食すには何のモンダイもないばかりか逆に美味しかったりもするので、こうしたいただきモノは大歓迎だ。そして哀愁のイナカ町では郊外の農家の軒先にはそんな“間引きみかん”がどっさり入った袋がよく無人販売で積み売られていて、オマケに(捨てちゃってもいいんだけんがねぇ)みたいなモノなのでたいてい持ってけドロボー的格安であるのも有難く、ジツはボクもときどき利用している。

つまり見たくれは非常によろしくないだけに現在のニッポン人的価値観ではとても一般市販の売り物として通用しないだろう。虫食いのような…実際に虫が喰っているワケではないが…醜いキズや変色、変形といった外観には思わず引いてしまうヒトも多いと思う。
しかしダサダサなイナカねーちゃんも脱がしてみればこの通りピッカピッカなナイスバデなのである。そしてジツに味わい深い…酸味も甘みも濃厚で、採りたてよりむしろ一週間ほどほったらかしておいて皮の表面が老化してくるくらいになってから剥いてやると
「アタシもうガマンできないわぁ、うっふぅ〜ん♪」
みたいに熟れ熟れで迎えてくれるのである。ヴィジュアル選抜に漏れたとはいえ素っ裸とナカミなら勝負できる道はまだ残されているのだよ。

ただし気をつけなければいけないのは、市場への出荷用と違い丁寧な洗浄など施されていないので表面は素のまま…つまり自然界の雑菌などが付着した状態なので腐敗やカビの発生がしやすくなっている点だ。
ちょっと油断するとこーゆーコトになってしまうのよ。ごめんね、もう少し早く食べてあげればよかったね…と、いちおー剥いてみて何でもなければ食してしまうのだ、みかんのカビでおなかこわしたこともないしね。
さて、今年のミカンの出来はどうなのだろう。いつも年末に購入するのは清水区蒲原という潮風の当るエリアの農園、師走に入ってそろそろ目鼻もついたころだろうし電話でもしてみようかなあ…






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今朝の富士山
日ごとに霞みも薄くなって
冬らしい空が戻ってきました



6:44AM





6:45AM, December 05. 2011. @Fujinomiya-City












ムー吉殿
小絵ちゃんのアトガマ、寺川奈津美さんはどーなんでしょうね…
こんにちは! スレンダー系に見えますが脱がしたらスゴいのかにゃ〜( ´艸`)ムフフ
パンとか菓子類ね、今のヤツって恐ろしい程カビとか生えてきませんよね。コンビニの弁当やムスビと一緒で、出荷前に消毒液かけまくりなんでないの? ボクそーゆー内幕知ってるもんでコンビニの弁当って買わないのよノ(´д`*)



ひろ♪さん
雲の様子まではお天気おねーさんも予想してくれないからね(´▽`*)アハハ
おはようございます! 昨日はこのあと雲が盛大に出てきて、午後はモクモクでしたよ。ときおり山頂がそのスキ間から見え隠れしていて、真っ白い様子がよく判りました。
楽しみですね、これからの季節…



Lotさま
ヤンキーはみんなホーケーなのかっ!? みたいに(≧∇≦)b
おはようございます! 今もスポーツ新聞に「男のパワー」とか「蘇るエネルギー」などと精力剤の広告がたくさんなのはどーしてなんでしょうね(笑) スポ新見るのは萎えたオヤジだけか!?(笑)
一般的に出回るミカンは比較的安定していますが、これぞという最上品質のものはその年の天候や害虫発生に対してけっこーデリケートでしてね、毎年この時期になるとその出来・不出来に気をもみます…