今年流行の“生姜パワー”だ『函館イカそうめん丼』

キナコだったりブルーベリーであったりと健康によいとされる食品の流行はめまぐるしく変わってゆくが、今年のダントツ1等賞は“ショウガ”のようだ。夏場は清涼感をもたらし、寒い時にはカラダが温まる…といった効能は節電対策に無関係ではないと思える。
巷の生姜を使った食品を見渡すとドリンクやサプリメントが圧倒テキに多いが、そんなに慌ててそうしたモノを摂取しなくても日常的な食事に組み入れてゆくのはさして難しいことでもないし、ごくごく自然に生姜を利用できるじゃん…と思う。

お刺身も種類によってはワサビではなく生姜のほうが美味しくいただけるものがあり、そしてそれはたいてい“おろし生姜”である。まれにちょっと高級なお寿司屋さんなどではピカピカのアジやイワシ、あるいは小さく柔らかなヤリイカの握りに“針生姜”を添えてあることもあって、その香りや辛味と食感に明確なコントラストを見出してカンドーすることもある。
何年か前に西伊豆の料理屋さんで出会ったコウイカの刺身もそうだった。お店なので大根のツマや大葉を始め海草などと共に今朝揚がったばかりというコウイカが華やかに盛り付けられていたが、薬味にはネギもワサビもなく、そこにパラパラと振られていたのは数ミリに揃えてカットされた角切り生姜であった。
最初は(えっ!?)と思ったが、食してみるとコレが美味いったらありゃしない!ってなカンジで、ジツに素晴らしいのである。これはハマったな…と確信した。柔らかく滑らかなコウイカの身をクチに入れグッと噛むとシャキッと弾けるようにほとばしる生姜の香りと辛味、そのすき間からイカの甘みと滋味がふわりと膨らみ拡がり、お醤油の旨味と三位一体となってバクハツする幸福…あぁ、思い出しただけでもまた喰いたくて悶え苦しむ。おろし生姜では生まれることのない境地がそこにある。
以来お家でイカを食すときにもこの方程式を用いることにしている。ワサビ醤油はスタンダードで全く文句はないが、やはりコレを知ってしまうと少し物足りなくも感じて(いちどゼイタクを知ってしまった人間は元には戻れないものだよなあ)などと哀れになったりする。そしてそんな業からはなかなか解脱できないものなのだな、ああいったいどーしたらいいの?と思いつつ“函館イカそーめん”が手に入ったと言ってはイソイソと生姜を角切りするエロおやぢなのであった。




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さて、生姜でほっこり温まるものいいんだけど
冬野菜が美味しくなってきたこの時期、ディップソースで楽しい食卓も悪くないんじゃない?
今まではバーニャカウダソースなど自家製してきたけど
既製品の実力ってのはどーなのよ…って思うの
ぜひ試してみたいな〜と楽しみに待ってます

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