ジャンケンなしで独り占め『ビーンズサラダ』

まだ飲食カンケーの仕事をしていない頃、チャンチャカチャカチャカチャンチャンチャ〜ン♪で有名な某国営放送の料理番組で“お豆のサラダ”というものを知り、興味本位で一度作ってみたことがあった。
それは一晩水に浸した白インゲンを茹でて柔らかくしたものをとてもシンプルなドレッシングで和えて食すものであったが、食味ばかりでなく栄養価も高くパセリのコンカッセを散らした見た目も鮮やかで、なかなかに気に入ったひと品となった。

しばらくそんな料理から遠ざかっていたが、今年の神戸サミットで友人が連れて行ってくれた焼鳥屋さんで供された『ビーンズサラダ』がそんなムカシの努力を思い起こさせてくれたのね…あぁ、たまにゃこんなヘルシーな料理も作っては食し、毒され汚れきった人生を浄化すべきではないのか…けどメンドだよなぁ、豆の下準備とかさ。
しかし時代は確実に変わったのである、今は茹でた豆をドライパックとか言うヅメカンにしてあってパッカンするだけでアッと云う間に舌準備…違う、下準備…のテマヒマを省けるものがあるのだ。しかもヒヨコ豆・青エンドウ・レッドキドニー(赤インゲン)の三種類がミックスされていて彩りも佳い上にドライなので水っぽくなっていない。缶を振ると中でカラカラと音がするのだ。
サラダ用に作ってあった自家製のドレッシングはすりおろし玉ネギやグレープシードオイル・ワインヴィネガ・蜂蜜・塩胡椒などを合わせたもので、この用途にはズバリ応用できる。あとは仕上げにパセコンを少々加えてやるだけで、ムカシ面白半分ながらも真剣に作ったビーンズサラダなどより遥かに美味しいものが手軽に出来上がるのであった。あぁなんて美味しいのだろう。
しかもお店で食した時のようにジャンケンポンをしながら獲り合いをする必要もなく、ゆっくりとこの悦楽を独り占め出来るのはジツに愉快ではないか。そしてサラダもいいけど豆のカレーも魅力テキだなあ…う〜む、いけないことを思いついてしまった。




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今朝の富士山
連日の快晴・ジャスト0℃ですが
少〜しカスミがかってますね…



8:00AM, December 15. 2011. @Fujinomiya-City