おっきーでゃーこんの料理 其の参 『大根サラダの刻みキムチ和え』 

いくら甘くて美味しい大根サラダであってもウシやウマのようにムシャムシャ喰い続けるのはキツいのよ、ここらでちょっと休憩ね…ってことで冷蔵庫でスタンバイしてもらうのである。

さてこの続きはどうやって食べようか…ポン酢やタマネギドレッシングも飽きたしなあ…と思っていたところに、宅配で注文しておいたキムチが届いた。
そう、パッとヒラメいてしまったのよ!そのキムチと大根サラダを和えて食べたら美味いんでないかい?ってことをね。多分オイキムチのナカミみたいな感じになってハリハリとイケてるに違いない。ただしキムチそのままでは細切りした大根とのミックスが上手くゆかないのではないか、と云うことで到着したばかりのキムチは潔くみじん切りにしてしまった。
あとはボウルに一緒にブチ込んでマゼマゼするだけ、ジツに安易でカンタンなレシピである。本格テキに作るならば大根には塩をして水ヌキをし、仕上がりが水っぽくならないようにすべきではあるが、何せ思いつきということはスグに喰いたいというヨクボーに他ならないのであって、途中経過はスッ飛ばしていきなりガガッと混ぜてしまうのであった。
そして間髪を入れずソッコーでバリバリと喰ってしまうのである。いや美味いのよコレが。信じられないくらい美味い。韓国焼酎でもビールでも何でも持って来い!ってなカンジでとにかく酒の肴トップバッターとしてなら出塁率100%、ヒットが打てそうにもない時は四死球選びで我武者羅に出てゆくひたむきさがあるのだな。

和えたてのフレッシュなものはそうした美味しさがあったが、数日置いてから食したものもまるで熟成したカクトゥギのような豊かな旨味が生まれていた。きっとキムチが元々持っていた乳酸菌がリッパな仕事をしているのだと思う。
今回はなんだか“残り物処理し隊”みたいなスタートだったが、これならワザワザ作っても大いに報われるはずだ。次回は粗挽き韓国唐辛子も少し加えてホットに仕上げようかな。


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世間はサクラサクラと浮かれてるけど
タンポポだって春を待ってたんだ
山間の林道わきの斜面はいい陽だまり



March 28. 2012. @Nakaisshiki, Shimizu-DCT.