浜名湖オフ2012 そしてお楽しみの…

4年ぶりに開催されると云うMeganisteJapon浜名湖オフに参加した14日の土曜日であった。そうか、アレからもう一週間も経ってしまったのね…今ごろになって日記など書いたりしてダラシないというかズボラ過ぎるエロおやぢではあるが、いろいろと忙しくかつ疲れ果てているのでお許し願いたい。

日ごろの行いが悪いのは誰なのかは知らないけれど残念ながら空模様はあまり宜しくなかった。というかハッキリ云うと雨だったのよね、せっかく知人を助手席に乗せて方々の桜を愛でながら浜松に向かおうと思っていたのにサエないドライブになってしまった。
しかし雨中の桜というのもなかなかにシブく風情のあるもので、満開を過ぎて鮮やかな新芽の緑がピンクの花弁に混じる光景は岩絵の具を使った日本画を見ているようでもあって結構なものであると知ったのは収穫なのである。
小雨模様の中で浜名湖ガーデンパークの駐車場に集まったメガニストたちと久々の再開、美味しい昼食弁当を食したり会話をしたり気ままな時間を過ごすのは嬉しいものであった。
そしてお楽しみの懇親会は午後6時30分から始まるのだ。事前の参加表明で「大アバレするでやんす!」と吠えていたボクだが、ジツはそんなヨユーはなくて(まあテキトーに美味いもん喰って酒飲んで…)みたいに粛々と受け止めるつもりなのであった。


浜名湖ガーデンパーク
http://www.hamanako-gardenpark.jp/


   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


さあて、お楽しみの懇親会なのである。Nojee会長自らメガーヌでホテルまでお迎えに来ていただける宴会と云うのもそうあるものではないだろう、なんだか調子が良すぎてコワいくらいだ。

案内していただいたお店はJR浜松駅からほど近い若林町にある“まんぷく亭・おおたか”さんという料理屋さんである。まんぷく亭などというと今流行りのデカ盛り料理屋みたいなナマエだが、食してみればそのイミの違いはよく解るだろう。

前菜に『ホタルイカの黄身酢あえ』
もう既にシーズンには突入しているが今年は未だ食していなかったボクには嬉しいホタルイカである。たっぷりかかった黄身酢がねっとり濃厚なホタルイカのワタによく合う。


まるでメイン料理のような『お刺身の盛り合わせ』
どのお造りも新鮮で美味いが、ボクは特にカツヲが旨く感じてヨロコビ絶頂なのである。ビールもいいけどやっぱりこーゆー肴には日本酒だよな…と禁を犯しつつ注文。当然遠州の地酒ですよね、美味いったらありゃしない。


真鯛、カツヲ、生シラス、ホタテ貝柱、生タコ、あをやぎ… あぁシアワセ! 


ど〜んと尺超えの『金目鯛の煮つけ』
金目鯛はこうしたちょっと甘辛めの味付けが一番美味しい。そしてこの魚の最も美味しい脂のりでもあるサイズをチョイスしたお店のご主人に乾杯だ。
ダメだ、遠慮がちに飲っていた日本酒が止まらない。そしてどこからか「ゴハン下さい〜」という声まで上がっているではないか。う〜む、そのキモチも解らぬでもないが、呑み助にはちと早いかな。

ホタルイカ同様に春の便りにはアサリの三文字も書かれていてウズウズしていたボクだが、またしてもココに来てその願いが叶ってしまったのよ。サスガに会長お勧めのお店だけあって旬の直球勝負&とりこぼし無し。
しかも月並みな“酒蒸し”などではなく『焼あさり』に調理というところがニクいではないか。ぷっくりと肥えた浜名湖のアサリは文句なしに旨味たっぷり。そして間もなく潮干狩りの本番を迎えるこの地の名産品でもある。

このあたりになると参加メンバーも酒がまわって能弁になる者やタガが外れかかるヒトも出始める。騒がしい宴席が一瞬静かになるひと品が運ばれてきた。
『スッポンのスープ』である。
浜名湖と云えばウナギにアサリ、近年はカキもその知名度を増してよく知られる存在だが、ムカシから養鼈(ようべつ)も盛んでスッポンの養殖池が周辺にたくさんあることは地元の方以外はあまり知らないジジツかも知れないなあ。
ブリブリとコラーゲンもたっぷりなのかな、あっさりと品のよい味わいなのにナゼかカラダにシミ入るような強さも感じる。スッポンが高級食材たる所以か。


あぁ、この澄んだ黄金色!
いや〜胃が温まってパワーもつきますねえ、ちょっとヤバくないですか…
いえ、いいんですよコレで。


先程食したお刺身の盛合せにのっていた鯛のお頭を「カブト煮にしてくれないか」という図々しいお願いをする者も現れた。ええ、そんな節操のない注文なんてボクには出来ませんけどね、出てきてしまったものは喰わなきゃ損でしょ…とばかりにホホ肉や眼の周りのブリブリヌルヌルをチュウチュウするエロおやぢなのである。えへ、ココを喰わなきゃ鯛を喰ったとイバれないじゃん。
さてこの頃になると激しい席替えが始まり、新たなカンパイが始まるのであった。つまりおとなしく焼酎“くじら”のロックでフィニッシュしようと思っていたボクにいろいろと想定外のアクセスが矢のように降り注ぐのである。

遠州の地酒に始まり東北や北陸の銘酒が揃っているこのお店だ、酒好きが黙っているハズもないではないか。
最初は一合徳利で注文しては数人で利き酒のマネゴトなどして喜んでいたのに、次第にアレだコレだと大徳利にシフトしてしまい、気がつけば何本どれだけ飲んだかも判らなくなってしまったくらい勢いがついてしまった。
ボクに言わせれば(あのひとがいけないんだよね…)などとついヒトのせいにもしたくなるものだが、よく考えたら「この富士宮の地酒も美味いんだお〜!」と薦めてしまったりもしていて罪は同じくらいかもしれないなあ。
まあとにかくどの酒も個性が豊かでよかった、というかどんな酒でも旨く感じさせてくれる料理ばかりだった…というのが正しい認識だろう。

宴会料理の天ぷらにガッカリした経験はありませんか?などとエラソにするつもりはないけれど、このお店は魂が一本ズ太く通っていた。
提供に時間はかかったけれど一人一人に揚げたてを運んでくれるという心のこもったもてなし。プリプリの海老は常套句かもしれないが、旬のタラの芽や地元の食材を丁寧に天ぷらにしてくれるシゴトにまた酒が進んでしまうではないか。つまり酒の注文が呑み助各人から矢継ぎ早に行われるのであった。

クチも軽くなって喧しいほどに会話ボリュームも上昇している宴席ではあるものの、こうした料理が運ばれてきた次の瞬間は一瞬の静けさがそれぞれの席に生まれることが可笑しくてならなかった。
そうフィニッシュは泣く子も黙る『スッポン雑炊』である。いや泣いているコドモはこんな料理を見ても泣きやんだりしないだろうなあ、見た目はただの“おじや”だもんね。この美味しさは完全にオトナの世界なのであって、滋味深さとかいった内側に抱えたエネルギー強度が格段に違うのである。土鍋にクツクツと煮え滾り素晴らしい香りの湯気は酒に溺れ鈍った鼻孔でさえ覚醒する。ああコレで安心して酒席をあとにすることが出来るではないか…

と云うのは大甘な行動予定だったのね。ココまでくれば当然火炙り…違う!火がついてしまってシラでは帰れないヒトも出てくるのである。そしてそーゆーお誘い(=二次会突入)を断れないエロおやぢである。
ウソだろ〜、断れないなんてそんなパッシブな人生ぢゃないんだよなキミは、積極テキに打って出るほうではなかったのかい?はいはいそうです確かに。てなことでまたベツの方向性のお店に繰り出した一部の人々である。
まあそのハナシは写真もないけれど、とにかくこの親睦会のナカミは素晴らしいものなのであった。う〜む大人数の宴会も楽しいけれど、ジックリと小人数でその粋を味わってみたい「おおたか」さんなのであった。



おおたか
静岡県浜松市南区若林町1309-1
TEL=053-440-5888
ACT=11:00-14:00 / 17:00-22:00 木曜定休


   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


お次はステキなショットバーで二次会
そしてナゾの三次会は午前一時過ぎまで続くのであった…



1:04AM, April 15. 2012.





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梅成弟子丸さん
おはようございます!
そういえば最後は乱交パーティーになってしまいましたね… 違うっ!\(≧▽≦)丿
しっかし美味いもの連発のお店、最高でしたね。フィニッシュにスッポンでスタミナつけて満足したのに翌日はウナギを喰いに行っちゃったんだよなあ(笑)
懇親会でも集合写真撮っておけばよかったね… きっとまた行くからいいか(´▽`*)アハハ



ラントマンさん
おはようございます!
二次会のショットバーはとてもステキなお店でしてね、デートに使えるお洒落さがありました。でも記憶はあっても記録がないのよ(笑)
で、酔った勢いで突撃した三次会… どうしても気になって調べたら女将手造りの「浜松餃子」がウリの居酒屋さんでした。
ええ、そんなことは知らずに全員それを食べましたよ、真夜中にね(´▽`*)アハハ



たえぞ〜さん
おはようございます!
いや〜全編ムラなくハッピ〜でしたね\(o^∀^o)/ 楽しい時間をありがとうございました。
上のレスにも書きましたが最後に入ったお店ってナカナカの居酒屋さんだったみたいです。もっと餃子喰えばよかったな〜(笑)
しかも営業時間は23時まで…ってボクたち何時までネバってた?(´▽`*)アハハ
えびすだいこくα
http://yebisudaikoku.hamazo.tv/
http://yebisudaikoku2.hamazo.tv/