梅の収穫と『ジンギスカン』

今年もとうとうそのイベントが巡ってきた。とうとう…と云うからにはナニかイミがあるのかというとジツは少々気が重いのだな、だってけっこータイヘンなんだからさ。

市場には随分前から梅の実が出回っているが例年の如く当家の梅はちょっと遅目なのである。ちょうど梅雨入りして少し経過したころ、6月末がそのタイミングなのである。降雨の合間を縫って…というビミョーな間合いを図らなければならないのも苛立ちを加速させるではないか。
しかも梅の実栽培用に樹を植えたワケではないので樹高があって、石組みや他の樹に神経を尖らせながら脚立への登り降りをするという真にもって疲れるシゴトなのだな。
まあそうは言ってもコレをやらないと樹を痛めてしまうし、だいいち母君手作りの梅干も与えられないのでシカタなしに始めるバカ息子である。

オカゲで無事にそのミッションは終了した。今年は成り年だった昨年に比べマイナス5ポイントの3kgしか収穫できなかったものの、三十年以上経過しそこそこな古木となった当家の梅の実なのでその質は悪くない。但しいつも6kg単位での漬け込みなので足りない分は買い足して賄うしかないだろう。
バトンは母君に渡したのでアトは彼女の努力だけだ。秋には極上の梅干が食卓にささやかなヨロコビを添えてくれるに違いない。
さてシゴトはこれだけでは終わらないのである。ムカシから「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と云われているように梅の新枝を切り払う作業、そして美しい樹形を保つための剪定をイッキに行わなければならない。そして切り落とした枝葉の撤去…つまり庭掃除ってやつも待っているのである。あ〜やだやだ!なんて言ってはいられないのだな。もう勢いだけでパパっと済ませてしまうしかないのだよ。
しかしスッキリと明るくなった庭を眺めるのはキブンがいいものだ。そして働けば当然ハラもへってくるし、汗水たらしてやったからには例のドリンクだって欲しくなるものだ。そうだ!久しぶりに『ジンギスカン』でもやろうじゃないか…という提案には当然母君の賛同が得られるのね。
そうなると俄然元気も出てきて、近所のスーパーに急ぎ出かけてはラム肉や野菜類・おつまみの枝豆やキムチを購入してきてはイソイソと支度を始めるのである。
ああ、美味いなあ!
“ベルのたれ”でいただく『ジンギスカン』はもちろんだけれども、やっぱりビールだよね。ってやっぱりサッポロビールを買っておけばよかったかな…いやそんなゼイタクを言ってはいけないよね。どうせ調子に乗って赤ワインなんぞも空けちゃってでろでろヨッパになるんだから。
充実した一日のフィニッシュ。


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元ルーさん
おはようございます!
新しい変換ソフト(googleのなんだか)を導入したら「もとるー」と入力すると「元ルームメイト」って出てきました(爆)
驚くことはベルのジンギスカンたれは富士宮でも売っているんですよ〜、神様の思し召しですかね\(≧▽≦)丿
こいつがないとジンギスカンは始まりません。こんなイナカ町でも愛用者がいるのかとおもうとスゴいなあ!と感心しますよ。
札幌大通り公園の「花フェスタ」ですか、やっと北海道にも夏が来た!って感じですね。黄色いのはキンセンカですか?小学生の頃ガッコーの花壇はこれが中心でしたよ。
いつも北の便りフォトをありがとうございます。



チャッピ〜☆彡さん
ラードは富士宮やきそばの必需品ですよ、次回は本格テキなやつが楽しめるね!
梅の収穫バッグを腰につけて脚立に登るんですよ〜、まあムカシの竹カゴ代りですね。柔らかい素材なので梅を傷つけません。
本当はワインのキャリーバッグなんですけど、この転用は母君のアイデア(^з^)-☆
梅の収穫…あと何年できるかにゃ〜(笑)