ディルというハーブに初めて接したのは二十年近く前、埼玉県の某ディスカウントショップで購入したピクルスの瓶詰である。
ピクルスがキライというヒトも多くサンドウィッチやハンバーガーに挟まれているそれをわざわざ除けて食すヒトもいるくらいスキキライが別れる食べ物でもある。
クチの卑しいエロおやぢはキライというほどでもなかったがさほどスキでもないからドッチでもよく、それでもなんだか気になって購入したその輸入ドイツ製瓶詰を食してから人生は変わってしまった…って大袈裟ですよね、でもそれくらいニッポンで一般テキに流通しているスイートピクルスとは違いがあったのよ。
甘酸っぱくてグニャグニャ、しかも酢酸のニオイがツーンと鼻を衝き(接着剤入ってんのかよ)などという経験をすれば誰しもスキにはなれないものだろうが、その製品はステージが違っていた。キュウリのちっこいやつはパリパリとした食感で微かな甘みと爽やかな酸味、そしてなにより鼻孔をくすぐる香りが独特なハーブ使い…う〜む、コレが“ディルピクルス”ってもんか!とカンドーなのであった。
そして瓶詰の汁のなかに金魚藻のようにプカプカと漂うハーブこそディルなのであって、へえ〜こーゆー食べ物もあるのねえ…とシミジミと眺めたものである。
その後ちょっと高級なレストランの味を覚えたボクはお目にかかる機会も多くなり、シーフード系の料理には必ずといってよいほどそれがフィーチャーされていた。爽やかな香りが魚介の臭み消しの役割を果たしていて「魚のハーブ」と呼ばれるのも頷けるハナシだ。
そんなディルはサーモンのマリネに欠かせないものらしくこうした既製品も存在することをつい最近知った。テメーで用意準備せずとも予めディルで風味付けされたマリネはカンタンにプロのお味を家庭で再現できるところが有難い。
スモークサーモンにはケイパーということは知っていたが、マリネサーモンにはディル…知人が持たせてくれた土産で知ったオトナの味である。
チャッピ〜☆彡さん
こんてぃわ〜!
ええ、たっぷり飲ませていただきましたよ。でもワインはグビグビとは飲りませんからね〜 ってごちそうさまでしたサーモン!
スイートピクルスはみじん切りにすると味が変わる感じがしますね。柔らかい甘酢漬けはそのほうが美味しいですね!
いちど欧州製のディルピクルスを食してごらんなさいよ…パリっとしていて香りがよくて…ワインのおつまみにもイケるんですから\(o^∀^o)/