なんかちょっと得しちゃったキブンのランチ弁当ライフ

平素は手弁当でシゴトに出かけていることは何度もこの日記に書いている。たいていは塩鮭を焼いたものをバ〜ン!と白めしの上に乗っけて、あとは必須項目のタクアン数切れ&別種漬物なんぞを添えて完成。別容器に前夜の残り物などをオカズとして持参する程度である。

その塩鮭も数日分を焼き貯めしているから朝はさほどテマヒマかけずにいられるのよ、ホントに塩ジャケって有難い。
しかしついウッカリして切らしてしまうこともあったりして、またそーゆー日に限って朝ネボーと云うヘマをしでかしたりするものだから慌てることだってあるのさ。
まあそんなジブン解析はかなり進化してきているので用意周到にサブを準備してあるのであって、この『ちりめん山椒』もそのひとつなのよね。ゴハンを容器によそったらパパッとふりかけてお終い…でも一般テキな既製品フリカケみたいに飽きっぽいものではなく、かなり高級な風味であるからしてサブと呼ぶには物足りない美味しさなのである。

だけどもヘマにヘマを重ねてとんでもない朝を迎えることもあるのだな、ネボー&炊飯器に白米セットし忘れとか冷凍ゴハン食い尽くし在庫切れ放置状態など、もうヘマヘマなのよ。
で、そんな時に強力な助っ人があることを最近知ったのね。シゴト先の元請け企業が給食弁当業者を用意してくれてあって、朝行ってから注文してもオッケーなのだという。しかもそのお値段は¥300!! 
え〜っ!?今時たったの三百円でいったいナニができるってんだろう、しかも配達料金込みのお値段だからね。でももしかしたら…と期待にムネを膨らませて迎えた昼めしタイム、オカズの箱のフタを開けた瞬間ボクの歓喜はいきなり頂点に達してしまった。
左上から時計回りにペンネのバジルクリーム・谷中生姜の酢漬・切り昆布と糸コンニャクの煮物・ホウレンソウのおひたし・焼餃子&豚肩焼肉・キャベツのマヨサラ…ボリュームだけでなくお味も上等だ…嘘だろ〜

ゴハンは若干少なめとはいえ、フツーに飯椀一膳の量はちゃんとある。これってスゴすぎないかい!
なんだかとっても得したキブンで、それから数日後ワザとヘマへマしたわけではないけれど、やっぱりこの給食弁当をお願いすることにしてしまった。シツコいようだが¥300というお値段は「経済テキ理由で弁当持参で来ています」という言い訳を無にするのであって、ヘタをすればテメーで作るよりフトコロに銭が残るというものだ。
二度目のそれは同じく左上から時計回りに肉ジャガ・ツナの和え物・春雨&キクラゲの中華風・キャベツの甘酢和え・デカ鶏の唐揚とトマトソースがけオムレツのペンネ添え・インゲンとコーンのマヨサラ…信じられない!

世の中には知らないことはまだまだたくさんあるだろうけれど、ちょっと常識を覆すようなこのコストパフォーマンスには脱帽だ。これでこの給食業者の経営が成り立ってゆくのだろうかと心配にさえなってしまう。
へへ、またそんなチャンスがあったら注文しちゃうもんね〜♪とニマニマしていたある日、大手牛丼チェーンの新規開店を知らせる朝刊折込チラシが入っていた。しかもオープン記念の感謝サービスチケットつきだ。調子に乗って(お〜っし、今度はこいつでキマリだな…)チケットをハサミで切り取りサイフに忍ばせておいた。
その店舗はシゴト場に向かう路にあって遠回りしなくていいと云うところがまた好都合で、24時間営業ドライブスルーってのが泣かせてくれる。
半熟タマゴや漬物はサービスチケットで賄えるので思い切って『特盛り牛めし弁当』ってやつにした。ゴハンは並盛の1.7倍、ニクの量は2倍というドカチンスペック…有難いのひとことに尽きるではないか。しかも具はゴハンと別容器で持たせてくれるのでゴハンがぐちゃぐちゃになっていないところがナイス、紅生姜や七味のパックまでついていて¥480ってなんかちょっと得しちゃったキブンなのよ。

こんな風にすっかりハイコストパフォーマンスな弁当づいてしまっているものだから、休日に買い物に出かけてもお天気さえよければどこかで弁当を購入して公園のベンチで食す…というスタイルも全く苦にならない人生になってしまった。
今までは出かけたついでに穴場の飲食店探しに勤しんでみたりしていたものだが、これはこれでけっこー楽しい。そしてまたまたサイフには銭がどんどん残るようになってゆくのである。
先日もお茶を購入に藤枝まで出かけてはいつもの「まんさいかん」というJA大井川の直営店でそれを済ませてきたが、そこは生野菜や加工食品ばかりでなくお惣菜や弁当の類も充実していて、行けばたいていひとつふたつ夕食の足しになるものを購入してくる。

その日見つけたこのお弁当は¥350というプライス、いいねぇお天気もいいし、こいつを買って蓮華寺池公園でランチだよ〜♪なのであった。
コンビニなどで販売されている大きく平らな弁当用プラ容器ではなくごく平凡な白いスチロールトレイと透明なゴハン用容器でコスト削減か、しかし堂々の二段重である。
それにしても余りあるこのボリュームと内容には感動した。エビフライ2尾・巨大鶏唐揚2ケ・刻みキャベツとミニトマト・肉厚シイタケやレンコンごぼう人参コンニャクの煮物・ホウレンソウのゴマ和え…どうやってこのお値段が弾き出されたものなのか頭をヒネりたくなる。ゴハンの量も先日の給食弁当に比して1.5倍は確実にあるではないか。
当然オナカはいっぱいで、公園でこの弁当を食い終えたら池の脇にある売店で饅頭でも買ってデザートに喰おうと目論んでいた計画は見事に頓挫してしまった。恐ろしいほどのコストパフォーマンス、なんかちょっと得しちゃったキブン…う〜む、ちょっとどこのハナシじゃない!か。なかなかにやめられないランチ弁当ライフである。



クリック↓↓↓で応援をお願いします




暑い暑いとアセをかきまくっていた夏はとうに終わり
いつの間にか秋も通り過ぎては真冬に突入…
枯れススキとヤマユリの開き色あせた種子嚢がバカっぽくて笑わせてくれる
巷では「なめこ」なるスマホのアプリゲームが流行っているようだが
ソレを横取りするような食べ物まで登場する時代か


ふぅ、今年もあと僅かだよねえ







とがしさま
おはようございます!
やはりウラ側では涙ぐましい努力ってやつが粛々とジッコーされているんですね…いや〜感心したのは会社補助なしで¥300という破壊テキなプライス設定、ここもきっと一般市場での食材購入ではなくナニか特別なルートを確保しているのではないか…そうでなければコレってムリでしょと思います。ほら、よくある魚屋直営の居酒屋とか肉屋が経営する焼肉店みたいに。
基本は手弁当にしてますが、やはりこーゆーシゲキもたまにはいーもんですねヽ(´∀`)ノ