タイムサービスの生ビールでワンコイン料理を喰う

行きたい行きたいと思い続けていた台湾料理店にようやく足を運ぶチャンスがやってきた。新聞朝刊折込チラシにそのお店がお得なメニューを満載してプレゼンテーションしてきたのよ。

ジツはホントに行きたかったお店ではなくて似たようなカンジ…例の裏チェーン展開してる風な台湾料理屋…のところなので(まぁいっか)テキないーかげんさで決めてしまっただけのことなんだけど、なにせディナータイムサービスとやらで生ビール中ジョッキが一杯¥240とか料理のほとんどがワンコインの¥500で提供されていると知ってしまえば行かない理由を正当化するほうが難しいではないか。
しかも手作り餃子の半額券などがミシン目入りチラシとなっていて、もうバクハツ的勢いでよく冷えた生ビールぐびぐびぷは〜する姿を想像してしまうエロおやぢである。
そのビールはあまりに安いので(もしかしたら発泡酒?)との疑惑も浮上していたが飲ってみれば正真正銘の生ビール、いや〜コイツは参ったぜぃ…少なくとも三杯オカワリ必至のお値打ちプランなのである。

件の手作り餃子のほかにも『棒餃子』やら『冷菜盛合せ』など注文して美味い美味いと食したけれど、まあフォトにしてお披露目するほどのヴィジュアルではなかったのでそのままスルー、というかやたら飲み喰いしたかったので胃袋と精神が平静を取り戻すまではカメラを取り出す気になれなかったのよね、ごめんなさい。
この『海老の辛味炒め』を食するころになってようやくその気になってきてムムムとモニターを睨みエイヤとシャッターを押すエロおやぢなのだな。しかしワンコインだからといって侮ってはならない、お味はもちろんボリュームだってキチンと2〜3人前はある。

ソレナリなお店なので店内のメイン照明は真っ青な蛍光灯ズラリなスタイルであって、せっかく彩りよく作った料理が映えないのはかなり損をしている気がする。案の定撮影してきたデジタルデータは薄青いフンイキでサエない色調だ。
近年のデジカメのオートホワイトバランスは非常によくできていてかなり補正が効いてはいるけれど、カメラの色温度設定や画像編集など知らないトーシローがプリントショップでこいつをテにしたなら少しガッカリするに違いない。
そんな中でも同じくワンコインの『肉団子の黒酢あん』は元々が極彩色だし、食材のチョイスもイケていていいお味バランスのひと品だった。このお店の料理全般に言えることはミョーにクセのある香辛料を控えて食べやすくしてくれていることだ。

そう、個性テキなスパイス使いで神経を覚醒してくる対決型料理もゲンキな時はいいけれど、やっぱりおシゴトで疲れきったアトにはちょっとやさしいお味がいいなあ…と最近つくづく思うのよ。
そして生ビール三杯と台湾流癒し系美味い料理ですっかりリラックスしてしまったエロおやぢは調子に乗って禁断の“シメのラーメン”に欲望ワキワキなのである。しかも『チャーシューメン』を指名、もう後先考えないバカ者かと思われたっていいさ!なんて開き直ったりもしたけどね、いや〜このシンプルなアプローチには感心した。澄んだスープ、柔らかで旨味のある叉焼…(あぁ今日はシアワセ)って思える事のほうが大切じゃん…などと一人満足な梅雨のヨルなのであった。



中華料理 新新
静岡県富士宮市宮原377-7
TEL=0544-66-8282
ACT=11:00-14:30, 17:00-23:30  年中無休








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元ルーさん
おはようございます!

そうそう!濁りのないスープってのがキーポイントですよね〜 ココでだいたいそのお店の実力が判るってもんです。もう食べる前にお味の想像がつくのよ!
美瑛の美しいフォトをありがとうございます。麦秋まであとほんの少し…黄金色に輝く絨毯にこの樹が立つ姿も楽しみです…って「また行ってこい」と要求しているわけではありませんよ(´▽`*)アハハ