タマネギ大量消費計画と『チキンカレー』

今年も神戸の友人から淡路島のタマネギが送られてきた。平素は県内産か北海道モノがほとんどの静岡県なのでちょっとうれしい…

のハズだったのだけれど、たまたまその前日に市内の農民市場みたいなところでけっこー大量に北海道産を購入してきてしまっていたのよ。どーすんだい、こんなに大量のタマネギ。
北海道産はヒネのものなので後回しにして、先ずは淡路島産の新鮮なほうからいただくことにしようではないか…となった。カツヲ節ぶっかけオニスラとかオニオンスープは定番なのでもちろん即ジッコー、甘くてジュウシイな淡路島タマネギを存分に味わった。
しかしそれでもなかなか減らないのであって「まごまごしてたら腐っちまうじゃないか!」という周囲からのお声と(知人などに配ったら?)といった解決策もごもっともなのであるものの(こんな美味いタマネギ、ヒトになんか渡したくないんだもんね)なんて正直者のエロおやぢはキッパリと答えるのだ。
そこで自称スゴ腕料理人は件のタマネギをセッセと日々の料理に使ったりもするわけで、その一つがこのドレッシングなのである。

そりゃねエロおやぢだって某事情によっていろいろ経験を積んできたのであって、言っちゃあなんだけどそんじょソコラのシェフ殿に負けないレシピをたくさん会得してるのよ。だからあちこち行ってサラダなんぞ食すときはけっこーウルサいんだな、ドレッシング。
まあ同席してるヒトによってトークは変わるんだけど、あまり押し付けがましいウンチクを並べるのもコドモじみていてみっともないし、さりとて黙っていちゃあ(こんなもんで満足してんのかいな)みたいに思われるのもシャクなのでいちおーサワリみたいな部分はさり気なく述べてみたりもするのだな。
このオニオンドレッシングだって四季によってビミョーにその配合を変えているし、その時に出回っている旬ヤサイに合わせてセンシティブな調整をしているんだぞ!とエラソにイバってやがるのよ。どうしてもキホンのレシピを知りたい!というヒトはメールで「どうかお願いでございます…私のような者でも出来るプロの味をぜひ(以下略)」とでもへりくだったモノ言いでもしてきてくれるならちょっとくらい教えてやってもいいけどね〜なんて一度言ってみたいものである。ええ、気軽にお問い合わせくださいね、知ってるコトはぜ〜んぶお伝えしますから。

いけないいけない、下劣な自慢話に脱線だ、元へ。ところで平素はその経済テキ事情から手弁当でシゴトに出かけているエロおやぢであるが、昨シーズンの冬からちょっと新しいパッケージングで豊かなランチタイムを満喫している。
THERMOSというメーカーから出ている“フードコンテナ”は保温性も高くゴハンや汁ものをかなりな高温のままランチタイムまで引っ張ることができて重宝なのよね。よくやったことは湯煎で加熱したレトルトカレーをそのコンテナに入れていって、現地で温かなゴハンに熱々のカレーをかけて食す…というワザである。生ヤサイやオカズも持ってゆけばまるでカフェランチみたいなひと品が勤務先の休憩所に花開くわけなのよ。オカゲで苦情もかなり承ってしまいましてね「そーゆー悩ましい薫りを振りまかないでほしい、たまんねーよぉ」などと羨望のお言葉を知らないヒトから頂戴したりもするのだな。

てなカンジで確かにレトルトカレーは【喰ったぜ!あのカレー】シリーズをよく執筆していたころ以上に食べまくってきたが、ここに来て気温湿度ともに増した環境になってきてちょっと遠ざかり始めたのね。
それが原因かどうかは判らないけれど久しぶりに手造りのカレーが食べたくなって休日の或る日にセッセと厨房に立ってその製造に勤しむのである。といって特に凝ったものではなく、いつものハウスジャワカレー辛口+SBゴールデンカレー中辛のコンビネーションでお手軽に作る家庭のカレールウなのね。いつもそういったルウだけ大量に作っておいて、食べる分だけ取り出してその都度旬の野菜とか畜肉類を加えて完成…というスタイルだ。
つまり今回は淡路島タマネギがメイン、大振りにザックリとカットしたそれを大量に入れそして焼き目をつけた鶏肉で旨味をプラスという手法はいつもより甘くてマイルドな傾向のカレーとなって食す者を満足に導いてくれる。いいねえ、だけどもう少しだけブラックペッパーを加えてもよかったかな…なんて欲張りな思いがちらりと湧いてくるほど食べやすいカレーに仕上がった。次回はビーフのスネ肉を柔らかに煮込んでカレー仕立てにするのもいいなあ、これから旬を迎えるナスやズッキーニそしてオクラなんぞをフィーチャーしたカレーもイケてるじゃん…なんて次々とアイデアも浮かんできてズボラなエロおやぢはフクザツな心境に陥っている。




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う〜様
こんちくしょ〜…違った、こんちくわ〜(´▽`*)アハハ
♪けつえきさ〜らさらー
 たまねぎいれて
 かーれーらいすもーりもり
 めーたーぼーにさらば♪

いや〜美味しいタマネギでしたよ、ちょっとリッチな食生活になりました〜(^o^)v
長期保存は「炒めた状態で真空パック冷凍」ってのが正解みたいですね!カレールウの製造にも即使えますし(*^−')ノ



静岡市ご在住の主婦さま
はじめまして、こんにちは。コメントありがとうございます!
関西のご出身ですか…恋しい食べ物がいっぱいあってお困りでしょう、やはり生まれ育った土地の食べ物ってカラダに馴染んでますからね、淡路島のタマネギもそのひとつでしょうか。
「私の様なものに…」って冗談ですからね(´▽`*)アハハ もっと堂々と「うりゃ〜ケチケチせんとサッサと教えんかいっ!」とイバって仰っても構いませんから\(≧▽≦)丿
でわ早速…

          ◆◆◆ オニオンドレッシング(基本編) ◆◆◆


◎準備するもの
タマネギMサイズ      1/2ケ
オリーブオイル       200ml
白ワインヴィネガー      50ml
塩           小さじ1
ホワイトペッパー      少々
ブラックペッパー粗挽    少々
はちみつ        大さじ2
鷹の爪輪切         適宜


◎作り方
1.タマネギをすりおろしてボウルに入れる
2.そこに塩を加えよくかきまわして完全に塩を溶かす
3.さらにペッパー2種類とはちみつを加えサッと混合する
4.オイルとヴィネガーそして鷹の爪を加えよく撹拌する
5.ムラなくゲル状になれば出来上がり、冷蔵庫に保管してください


             ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


翌日になると味が馴染んでより美味しくなります。
冷蔵庫でオリーブオイルが固化しますからちょっと常温に戻してかき混ぜればオッケーです。気になるようでしたらサラダ油と半々にしても結構ですし、グレープシードオイルを使うのもテです。
加熱してませんのでお早めにお召し上がりください。冷蔵庫保管で一週間ぐらいは大丈夫ですよ。

※〈応用編〉は右サイド最下部にあるメールフォームでお問い合わせください(^o^)/