石巻からお中元…『うに丼』で復興パワー充填だ

先日当家の庭でジンギスカンをやったときに母君が菜園で採れたヤサイをいくつか持たせてくれた。

キュウリは平均して大きいものばかりだったが、その中の一本はとてつもなく大きなもので呆れるくらいズシリとした重さがあった。
朝のうちは小指大ほどだったキュウリは夕方にはすっかり成長してスーパーでフツーに売っているサイズになってしまっていたりもするし、ちょっとウッカリして収穫を忘れたりもすれば翌日にはこんな姿になったりもする…という厄介な相手なのよね。
苗は一本というわけにはゆかないので複数植えることになるのだけれど、困ったことに成長して実が成りだすとこうしてイッキに大量のヤサイを収穫消費しなければならないのが少人数家族の悲しさでもある。

オマケに隣近所で似たようなヤサイのお裾分けに与ったりもするのだからその上手な処理方法も考えておかなくてはならないのよ。
てなワケでセッセとキュウリの浅漬なんぞを仕込んでは毎度の食事にハリハリとやっているエロおやぢなのだな。モロキュウばかりじゃいくら美味しくたって飽きちゃうし、漬物にすると体積がコンパクト化されてその消費速度は驚異テキに加速するのよ。(あら〜、もうなくなっちゃったの!?)みたいにしょっちゅう作らなければならないほどだ。市販の浅漬素でも旨いし例の“塩糀”なんてものがあればサイコーだが、必ずフィーチャーしなければならないのは生姜と青じそである。この二つはほんとうに必要不可欠で、蒸し暑い夏の食卓に涼感を与えてくれる素晴らしい和ハーブなのよね。アトはあれば茗荷や昆布などが加われば申し分なし、今年の夏はコレでサワヤカに過ごせるってもんさ。
ただ普段はハードなシゴトをしているので帰宅後はヘロヘロになって冷たい酒ばかり飲っているせいか、たまの休日には暑くても温かな食事が恋しくもなる。

そしてやはり“ラーメン喰いたい症候群”ってやつも当然の如く襲来するのであるが、なにせ出不精というか(せっかくの休みなんだからさ、お家でゆっくり静養して精神や体力の回復に努めたいのよね)なんて外食でさえ億劫になって敬遠しがちなのである。ここが“ラーメン喰いたい症候群”のイヤらしいところで、まるで麻薬のように…いえボクはそーゆー経験はないんですけどね、聞いたところによるとってことですよはい…どーしてもソレをカラダに入れなくては気が済まない状態に追い込まれたりもするのである。
しかたがないのでジブンで作って喰うのさ、シゴト帰りにスーパーに立ち寄っては(そーゆーこともあるかもね)と“転ばぬ先の杖”みたいにちゃんと生ラーメンを買い置きしてあったやつなんだな、どーだいエライだろ。
ただねえ、漬物や自作ラーメンだけじゃ肉体テキにもスタミナ系栄養価が不足してるし、だいいち見た目のゴーカさというか本質的幸福感が貧弱であることは否めない。
あぁ、たまにゃう〜んとリッチなもんが喰いてーよなあ…
なんて思っていたところに石巻の出張者殿よりちょ〜スゴいお土産兼お中元が届けられた。いや〜ん♪獲りたてウニがどっさりじゃん!去年は殻付きの活きウニだったけど今年はその身を取り出したものなのね、早速そのままおクチに運べは天国が待っていた。そして一度やってみたかった“溢れんばかりにたっぷりどっさりなうに丼”ってやつをジッコーするのである。
刻み海苔とかヤサイ類などヨケーなものは要らない。この上にジャジャっと醤油をぶっかけてわしわしあぐあぐと食らうのみである。問答無用の旨味、ここに極めたり。これでボクのココロとカラダも復興するぜ。


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