お昼はリッチに『松茸ごはん』

日頃はできるだけ質素な食生活を心がけてはいるものの、やはりシゴトの塩梅によってはなかなかそうした理想をジッコーするのは難しいものなのだよ。そりゃ誰だって(今日はアレとソレを使ってコレを作ってさ、相棒は赤ワインでキマリだよね…)なんてキボーに満ちたキモチでスーパーに突入するんだけど、あれこれいろいろと吟味しているうちにシゴトの疲れもオーヴァーラップしてきて、終いにゃドッチでもよくなってしまうってことだってあるのよ、違う?

そんな時にササッと買ってパパッと喰えるテイクアウト惣菜や握り寿司なんてものをメにすればソッコーでカゴに入れてしまうってーのが常人なのではないか。罪なんてないだろ?そうさ、国民の皆さんの同意が得られればナニをやってもオッケーなんだよ…ってオマエはいったいナニモノなんだい!?
てなワケで低きに水を流したエロおやぢはスーパーの握り寿司を買って帰るのである。いやいや、誤解してもらっては困るんだけど、このオレ様が買って帰るスーパーの寿司なんだよ、そんじょソコラの寿司とはちと違うんだぜ「スーパーのお寿司なんてねえ」などとバカにしてはいけない。

哀愁のイナカ町いつものダサダサスーパーは元々きちんとした鮮魚仕入れ部とそのコーナーがあった(現在は県内中堅クラスのチェーンに合併吸収されたため、その方程式に従わなければならず平凡なお魚コーナーとなっている)ためか、こと握り寿司に関しては本部指示に背いているのかは知らないけれど、ちょっと個性テキなセット販売がよくなされてきるのだな。
今回購入したのは『貝とおっぱいの握り寿司』…違う!『貝がいっぱいの握り寿司』なのである。“〇〇がいっぱいの…”はシリーズ物っぽくなっていて、その時々・旬の魚介がアテハメられてはマニアを喜ばせる握り寿司なのであるが、その日は“貝”だったのね。ミル貝が4カン、赤貝が1カンなんだけど、貝好きなエロおやぢとしてはこれでもう充分なのよ。これに鳥貝とかホタテとかさホッキ貝なんてインクルードされていたらサイコーじゃん!なんて思うんだけど、そうしたらこのお値段ではとうていムリなことは百も承知だ、庶民はコレで足ること知るべきなのである。

さてそんな貝をねろねろなめなめしては舌先で転がしたりツンツンしながら甘噛みしたりして快楽の蜜園へ堕ちてゆくエロおやぢ、その『貝がいっぱいの握り寿司』と一緒に購入してきた『松茸ごはんセット』¥198=お買い得品ってやつ、こいつがまたイケてるひと品だったのよ。
いや、寿司を喰ったアトにこいつでシメました…なんてゲスなマネはしませんよ、翌日の昼メシにいんでないかい?ってなことで買ったのさ。まあ“松茸ごはん”って言ったって所詮オニギリだからね、当然肉体労働者の昼めしとしては総合カロリー不足ってことでカップ麺とセットメニュー化して食したんだけど、いや〜(たかがスーパーのおにぎりセットだからねえ)とナメていたボクがバカもんだった。けっこー美味いのよ、コレがさ!
産地の保証はないけれど、いちおー松茸のスライスなんぞもトッピングされていてその歯ざわりや香りも楽しめたし、コストのカンケーでもう一つは“山菜おこわ”だったけれど、それだって栗がトッピングされていて(う〜む、秋のキブン満開!)てなヨロコビがある。しかも鶏のカラアゲ&お漬物までセットされていてグウの音も出ないのよね、哀愁のイナカ町ダサダサスーパー恐るべし…なのである。
今年はとうとう松茸を喰い逃したしねえ、せめて“松茸釜飯の素”でその借りを返そうかと準備はしてあったのだけれども、それでさえなんだか忙しさにかまけてホッタラカシだったからね、こーゆー思わぬプレゼントにちょっとココロ和んだエロおやぢなのである。




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通勤途中に前を走るクルマがちょっと珍しいもので…ってーのは先日もご紹介したのだけれど、その日もなかなかに化石レアなクルマがメガーヌの前を走っていた。
ダイハツ リーザ…当時は全く興味がなかったけれど今見るとかな〜り洗練されたリアデザイン、当時流行だったパーソナルプレミアムみたいなテイストを導入した軽自動車なのである。まあ前ヅラにはガッカリしちゃうけど、全体のコンセプトはすっきりコンパクトで大変結構なもの。いまどきの過剰装備な軽自動車と比較すれば“かくあるべし”みたいな精神がある。


6:37AM, November 15. 2014. @Fuji-City