田子の浦港水揚げ『生しらす』と沼津港『地魚握り』

哀愁のイナカ町にハイソ系スーパーは存在しない。なのでちょっといいものをテに入れたい時は静岡市中心部のデパ地下か、トナリ町のハイソ系スーパーに出向かなければならないのだ。
そのトナリ町は製紙業が主たる産業の市なので近年はちょいと不況気味なんだけど、それでも『焼そば』で有名になったボクの居住エリアに比べればヒトの往来も盛んで流通・飲食関係のキャパシティーは大きい。デパ地下をハイエンドとすればその下のクラスがハイソ系スーパー、フツーはそのまた下に一般テキな庶民派エコノミー系スーパーが軒を連ねるわけなんだけど、そのハイソとエコノミーの中間に位置する戦略を採るスーパーもあるのだな。

カネはあんまり持ってないけどちいとばかしグルメなものがスキだったりするエロおやぢのような野郎にとって、そうした存在は大いに虚栄心をくすぐりかつまた実際満足のゆく買い物が出来るのである。大型連休の初日にトナリ町にあるそんなスーパーの朝刊チラシを目にして(お〜っし、今日は久しぶりに行ってやろーじゃないのよ!)とワクワクしながら家を出た。
やっぱりねえスゴイじゃないか、ニクもヤサイも加工品も全てに魅力があり「もうぜ〜んぶ欲しい!」みたいにキラキラしてしまうのよね。あぁ近所にこんなスーパーがあったら毎日利用しちゃうのになあ…なんて思いながら鮮魚コーナーに行くと、さんざん探しても見つからなかった“田子の浦港水揚げ”の『生しらす』がちゃんと入荷してるのね、いや〜参りましたサスガです。
由比漁港や用宗漁港そして大井川漁港と県中部で水揚げされる『生しらす』は何度も食してはいるけれど、一艘引きという特殊な漁法によって漁獲される田子の浦しらすは未体験だった。ジツは何度か田子の浦漁協までアシを運んだこともあったけど、海況が悪くて出漁出来なかった日に当ってばかりでホントに不運続きだったのよね。


Nikon  NIKKOR-S・C Auto 1.4/50  @SONY α7

そんな『生しらす』に気を良くして寿司コーナーで購入したのは沼津港水揚げのサカナだけを握った『地魚握り』のパックなのである。メバチマグロコウイカ、生シラス軍艦、ビンナガマグロ、マイワシ、生桜海老軍艦、ホウボウ、コウイカ下足の8カン入り、こりゃー素晴らしいぜい!イクラやウニなどの高級ネタは使ってないけど、こーゆー組み合わせってシブくていいよね。そうそう単に見た目がシブいだけじゃなくて、食してもジンワリと地元産魚介の新鮮さが伝わってきてシアワセな気持ちになるのだ。

この“ちょいハイソ系スーパー”の寿司コーナーは沼津の有名な“元祖流れ寿司”企業が担当していてお値段テキにはデパ地下並なんだけど、ネタのバリエーションと希少性にはメを見張るものがあっていつも感心する。
お味は当然のことながら上等なものであって平素の食事にはちょっとゼイタクかなとも思える。だけどまあGWの休暇期間くらいはこうしたリッチな食事でミもココロもリラックスしたっていんでないかい?てなところかな。
いや〜『生シラス』もサイコーに美味かったし『地魚握り』は冷酒にピッタリだったからね、もう一分のスキもない充足感で満たされたのだな。


しずてつストア(株式会社静鉄ストア)
http://www.s-store.co.jp/

             ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

それともうひとつ、この日のハッピーを倍増させてくれたのが上の2つのフォトを撮影したレンズだ。既に所有しているレンズだったので特に欲しいとは思っていなかったんだけど、ひょいと覗いてみたリサイクルショップでボクの所有する旧ニッコール・オート50mmF1.4をマルチコート化した改良品…それでも40年以上ムカシの製品だけど…が装着されたNikomatFTnが¥1900で売られていたのよ。
あぁコレね、みたいなカンジで期待しないでテに取るとスレの多いレンズ外観にもかかわらず光学系はピカピカ、カビなしクモリなしチリわずかバル切れなしという極上品ではないか。ヘリコイドも適正トルク、絞り動作も正常。カメラ本体は所有しているし不要なんだけど、まあレンズとセットだから仕方ないか…と保護して帰宅した。
どーせ写りは一緒でしょ、とソチラもあまり期待せずにSONYα7に装着して覗いてみると「!!!」なのである。ピンのヤマがとっても掴みやすいのね、スカッとクリアなの。出来上がった画像はなんだかキレもあってコントラストも良好。名レンズと呼ばれてるのになんだかイマイチな気がしていたボクの旧製品とホントに同じ光学系?てなくらい差は歴然としているのよね。う〜む、なんだかスゴ〜くいい買い物しちゃったみたい。
あ〜NikomatFTnね、一台持ってるから欲しいヒトいたら差し上げますけど。最近なんだかフィルムカメラのフォトが若い人たち中心に流行ってるみたいでさ、入門にちょうどいいんじゃないかな。




クリック↓↓↓で応援をお願いします






庭のドウダンツツジが咲きそろいました


Carl Zeiss  G-Planar 2/45 T*  @SONY α7




クルマのお尻に映り込むドウダンツツジの紅…

って、何でメガーヌ3が当家に?!とお思いのアナタへ。まあいろいろ有りましてねえ…あ、べつにキャプチャー君から乗り換えたワケじゃありませんから。深く追求しないでくださいよ、もちろん事故ったとかもありませんし。






元ルーさん
こんにちは!
まるでヒトゴトのような言い方で申し訳ありませんが、三菱が今後どう対応するか楽しみです。現社長は初代eKワゴンの開発責任者で技術畑出身者ですよね、その苦悩も忍ばれます。ただこーゆー事案の解決はサッサと第三者にゆだねてバッサリと患部を切り捨て、潔く経済的な損失と顧客への補償を断行すべきでしょう。すでに内部機構による再構築への信頼は失われていますし、実際その能力も無いはずですから。
ほんとうにこういう時期って変わったクルマをメにする機会が多くて楽しみですね、テメーがそーゆーのに乗ってるにもかかわらずさ(´▽`*)アハハ