近年はすっかり国産豚肉の品質がよくなっている。高価なイベリコ豚などわざわざ購入しなくとも、それにかな〜り肉薄する食味の良品が近所のスーパーでもカンタンにテに入るのは有り難いことだ。
国産の豚肉に限らず輸入豚肉の品質向上にもメを見張るものがある。特に北米産ね、きっとニッポンの商社などが契約飼育していたり細やかな指導を行っている成果だろうな。凍結輸入食肉に対して硬いとかクサいという印象はキッチリ捨て去らなければならないね。
今回使用した豚バラ肉はカナダ産の銘柄豚で、哀愁のイナカ町スーパーで廉売されていたブロックなのよ。こいつをテキトーな大きさにカットし、先ずは蒸し器でブンブンに蒸しまくる。湯には酒、ニクには少々の香辛料とお約束のレシピは誰でも知っていることだろうけど、ひとつ違うところは強火でガンガン沸騰させてブンブンに蒸しまくること、しかも3時間くらい!って空焚きだけ気をつけて監視さえしておけば、あとはホッタラカシでオッケーなんで意外にズボラ料理なのでもある。
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 1.8/55 @SONY α7
蒸し終えたらやや薄めの煮汁に浸し、そっと火にかける。ここは一度沸騰すればお終いで、あとは火を止めて一晩置くだけ。あ〜そうそう、このとき鍋のフタはキッチリ閉めたらあかんのよ、ツユが濁ってマズくなりますからね。
翌日再び火を入れれば極上の『豚バラ肉の角煮』は完成しているのだ。ふわとろでサイコーですよ…季節のヤサイなどをお供にすることを忘れずにね。
庭の黄あやめが咲きました
日の出からほんのわずかな時間、こうしてヨコ光線に輝く
花期が短いのがちょっと残念ねえ