隠れ名店発見…『特選とんかつ定食』@かつゆう

以前からちょっと気にかかっていたお店にようやく行ける機会を得た。哀愁のイナカ町中心部からほんの少し離れているだけなのに、なかなかパッと行けなかったのは現在の生活エリアが以前と違うからってこともあると思うのよ。

数件の飲食店などが“コの字”型に集合している小規模な商業施設はイナカ町にはよくあるもので、その中心にあるスペースを駐車場として共有するスタイルだ。ちょうど目当てのお店の前が空いていたのはよかったのだけれど、なにせ絶対的なスペースが小さいので少し苦労してキャプチャー君を停めた。
赤い暖簾をくぐって店内に入ると既に先客がいっぱい!しかし運のよいことに窓際のテーブル席が空いていて母上と座ることになった。ランチメニューは¥900で4〜5種類あって食べてみたい“とんかつ”はちゃんと110gと表示してある。う〜む、ランチとしては充分な量なんだけどちょっと少ないかなあ…この日はもっと大きなものをガッツリ食べたかったからね…と特選メニューの中から『とんかつ定食』(ロース150g)をチョイスした。

120gをチョイスした母上は「200gの厚切りロースにしたらどお?」と進言してくれたが、いやいや平日の昼めしですからねぇということで程々のボリュームにするのだよ。
漬物と小鉢と共にすり鉢を盆に乗せて各自に持ってきてくれる。料理ができあがるのを待っている間にそれでゴマを擦り、特製のとんかつソースを合わせて下さい…てなところでしょう。ここまではよくあるサービスなんだけど、ふと壁面を見ると「岩塩で味わってください」と貼り紙がしてあるではないか。いいねえ、塩で食す“とんかつ”はここが初めてではないけれど、確かにニクの旨味や香りはソースより明確に伝わってくるだろうな。
間もなく運ばれてきた『とんかつ定食』を各自の前に差し出しながら店主殿の奥様と思しき女性が「ぜひ岩塩で」と念を押すようにコトバ添えしていった。


OLYMPUS  F.ZUIKO Auto-S 1.8/38  @SONY α7

先ずは早速ヒマラヤ岩塩で。いや〜、美味いったらありゃしないっ!めっちゃイケてますな。すりゴマ入りの特製ソースだってもちろん美味しいけれど、やはり最後のひと切れは塩でその美味しさを脳裏に刻みたい。
肉の質とパン粉にも相当な拘りをお持ちのようであるが、もうひとつそのコダワリを見せてくれるのが揚げ油に使うラードなのだそうだ。オランダ産カメリア印って世界一って呼ばれるブランドオイルじゃん!どうりでサックリと香ばしく揚がっているのに、豚肉は淡い薄ピンクでサイコーの状態だ。美味い!
漬けものや小鉢の煮物もひとクチ食せば判る手作り、店内も清潔に保たれていて快適に食事を終えることができる。トナリ町では結構なとんかつ屋さんを見つけてあったけど(やっぱり哀愁のイナカ町にゃ無いか…)と半ば諦めていたお店、客人も安心してお連れ出来るとんかつ専門店をようやく見つけたのよ、嬉しいじゃないか。
あまりの満足とお店の方のお見送りにコーフンして店舗外観のフォトを押さえるのを忘れてしまった。まあいいか…このお味ならスグにでもまた行きたいし、名物の“ミルフィーユとんかつ”も気にかかるしさ。


とんかつ かつゆう
静岡県富士宮市宮原588-2 MASUビル2
TEL=0544-58-8187
ACT=11:00-14:00 / 17:00-20:00 月曜定休



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蒼々と夏富士



Nikon  LENS SERIES E Zoom 3.5/36-72  @SONY α7






元ルーさん
おはようございます!
純白の冠雪を頂いた富士山は不動の人気ですよね、富士山写真コンクールでもほとんどがソレです。でもボクはこんな蒼々とした夏富士もまたいいなあと感じるわけでして。
美しい山は全国にたくさんあると思いますが、印象に残っているのは山形と秋田にまたがる“鳥海山”です。残雪のホワイトと山肌のブルーがウシ柄のように(笑)まだら模様になっていた姿が忘れられません。また見に行きたいものです。
とんかつ屋さんってドコにでもありますが、意外に美味しいお店は少ないものです。自分のフェイバリットを探しだすのは容易ではありませんね、もう努力と経験で地道なリサーチを繰り返すしか…(´▽`*)アハハ