このところ“焼き鳥”と云えばコンベクション・オーヴンの天パンに鶏肉と根深葱を並べ塩コショウを振って焼く…という、まあ言わばテ抜きみたいなものばかりをやってきていた。美味しくないなら即中止なんだけど、こいつがまたけっこー旨くてそんなに文句はないのである。オマケに串に刺すテマヒマも不要で片付けもラクチンと来ればリピートも必至なのよね。
ところが先日、哀愁のイナカ町スーパーの朝刊折り込みチラシに引っ張られて買い物に行った折、カナダ産豚バラ肉ブロックが特売されてるのにインスパイアされ(あ〜やっぱりちゃんと串に刺して香ばしくコゲ目のついたやつが食べたい!)と思ってしまったのだな。
よく考えてもみれば鶏にしろ豚にせよどうせニクはカットしなくてはならないのだしネギも同様で“串打ち”なんて大してテマヒマなものではないのである。バカだった…なんだか矢鱈にメンドな気がしていたけれど、実際にやってみればチョロいものなのにねえ。
オカゲでめっちゃ美味い串焼きにありつけた。天パンで焼いてもコゲ目はつくけれど、脂や肉汁が落ちずにそのままベタっと残るところが唯一の弱点か。やはり網焼きや焼き台スタイルには敵わないのよね、アト始末だけはちょっとタイヘンだけどさ。
てなワケでやっぱり“焼き鳥”はキチンと串打ちして調理しましょう…と原点への回帰宣言なのである。ただしこの先100%ソレってことはないと思うなぁ、逃げるワケじゃありませんけど、まあ臨機応変にね。
一部のマニアの間でその高性能さが取り沙汰されている Canon FL 50mm F1.8 を入手した。やはり今から50年以上前のレンズなのでマトモな状態のものは少ないが、運が向いていれば良品が格安でテに入る。
かく云うエロおやぢも信じられない価格と状態でヤフオク落札したのよね、なんと¥210です。二千百円でもないし二万一千円でもありません、間違いなく二百十円ですから。当時のキャノン製フィルム一眼レフCanonFTのボディーにオマケみたいに装着されていたから注目するヒトも少なかったのでしょうな。出品者殿になんだか申し訳ないような気もするし、それより送料のほうが圧倒的に高いのが笑えるのだよ。
レンズ構成はBiotarを参考にしたと思われるガウスタイプだが絞り操作環まで前方配置ってところがコピーっぽくてイケている。ある意味ロシア製HELIOS-44MよりBiotarに近く“和製Biotar”と呼ぶヒトもいることに異議はない。
前期型と後期型があって前者はトリウム含有レンズ、つまりアトムレンズ。ボクはドッチでもよかったけれど、送られてきたものは後期型だった。ただそうなると前期型も欲しくなるってーのが悲しい沼住民、困ったものである。
描写は噂通り非常に個性テキで面白い。解放からけっこーシャープだしコントラストも十分、そしてグルグルと流れるようなボケは独自の美しさを持っている。
例によって国産オールドレンズの常で最短撮影距離が長めなのが残念だけれども、先日入手した SONY FEマウント用の接写スペーサでなんとか逃げてはいる。ヘリコイドつきのFL・FD-SFEアダプタがあれば即常用レンズに昇格させたいくらいキモチいい画像が供与されるんだけどなあ、あまりにマニアックなレンズだからアダプタなんて安価に市販されることは考えにくいのよね。いよいよならテメーで作っちゃうしかないか…。
ムー吉殿
おはようございます!北陸・福井もようやく梅雨明けと聞きました。
お家で串打ちするのは数が知れてますからね〜、商売となると別の話でしょうな。そう、串打ちって指先の筋力を意外に使うものですから。
ソニーのFE50mmF1.8ね! AFできる50mmって持ってないし(´▽`*)アハハ ボクもいいなぁと思ってるんですけど、ちょっと高いよね…
先日久しぶりにCONTAX G.SONNAR 2.8/90使ってみましたが、やっぱAFはラクチンでいい。今までの苦労はいった何だった?ってくらいスパッと決まる。だけど投資対価のことを考えるとMFオールドも魅力は大きくてさ〜(´▽`*)アハハ