閉口と忠告の『びんとろヅケ丼』

昨日からニュースの時間にかなり割り込んでいるスマホ用のゲームね、そんなに大サワギすることかい?って思うのよ。ボクはスマホのゲームなんて全く興味がないのでカンケーないし、だいいち他にやるべきことが山積しているのでそんなコトやってるほどヒマではない。
もっともそのニュースの大半はゲームに没頭するあまり事故や事件に巻き込まれるのを注意喚起する内容がほとんどだったけれど、それだってそのゲームは“歩きスマホ”を前提としたプログラムになっているのであって、パラドックス以外の何物でもない。そんなに心配だったらそのアプリの配信中止要求運動でもするべきではないか、と思うのよ。
そんな風に世の中どーかしてるぜ…と思うことは数多あるけれど、この駄文日記で何度も書いていることで「も〜シツコイっ!」とお叱りを受けるかもしれないが、やっぱりワガママ人生まっしぐらのエロおやぢとしては黙ってはいられないことがある。それは相変わらずというかさらに誤用が蔓延している“ある魚の名称・呼称”についてなのだ。
ニッポン人がダイスキな鮪の中でも缶詰などの加工品に従来多く用いられてきた「ビンナガマグロ」ですよ。ビンナガって何?から解説すると、この鮪は胸鰭が非常に長く発達していて、それを鬢(ビン=もみあげ)に見立ててビンナガという呼称となっている。静岡ではトンボマグロなんて呼び方もしているけどね、これもアリの呼び方だな。
ところが鬢長鮪→ビン長マグロと表記するうちに長をチョウと読み違いしてビンチョウマグロなんて呼ぶ族が出てきた。備長炭というコトバもあって親しみがあるだろうし発音もしやすいためかアッという間に拡散してしまった。流通大手某Aあたりでそんなことやっていたら(あ〜やっぱりバカ会社ね)なんて思うだけだけど、近年はデパ地下でもそんな表記がしてあったりもして閉口してしまうのよ。今のうちに正しい名称を使用するように是正勧告しておかないとアトになってからでは遅いのだ、某国の武力海洋進出・実効支配の既成事実化と一緒ですよ…と忠告したい。


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意外なものでボクがそれを購入した哀愁のイナカ町スーパーではちゃんとビンナガマグロと表記してあって(しっかりした担当者もいるものだ)と感心しつつカゴに入れたのね。
100g単価が¥98の廉売ビンナガ冷凍サクであっても、こうしてお家でカットし自家製のヅケだれにちょっと浸しておくだけで極上のお味となる。あっさりサッパリが売りのビンナガがねっとり濃厚なお味に変化し、しかもその色さえも鮮やかになり食欲をそそる。お店によっては“べっこう丼”なんて名前にして売っているところもあるけれどそれも納得、とにかく美味いんだぜ〜。
ところでタイトルの『びんとろ…』ね、ビンナガマグロのトロの部分のことなのよ。いちおートロですからね、こんな風にヅケにしなくても舌の上でスグに消えてしまうような食感が楽しめる食材なんですけど、まあ要するにより美味しくいただくために…ってことですな。




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青柿も
らしく装ふ
梅雨明け哉




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