(231)スキキライありそうだけど『パクチーグリーンカレー』

このところは自家製のカレールウが中心で、たまにレトルト製品を食したとしてもごくフツーの…つまり3Pで幾らとかの廉売商品を“焼カレー”にて食すということが多かった。

そうは言ってもスーパーに行けばレトルトカレーコーナーでは怠ることなく新製品のチェックをしていたし、べつにソレを喰い飽きたとかキライになったというわけでもない。ただ地方色豊かな珍しい製品を見つけた時は食べてみたいなぁというキモチがあったとしても、そのお値段に引いてしまうばかりだったのね。レトルトカレーにワンコイン以上の投資をするのは当たればリターンも大きいけれど、成功率は低くてやはりリスキーなのよ。
そんなある日大手メーカーさんから発売された変わり系を見つけた。タイのグリーンカレーは輸入モノも含め多種存在するけれど、そこにパクチーの風味をプラスしたものは初めてかな。しかもお値段もリーズナブルなものでボンビなエロおやぢもこれなら気軽にテを出せる、サスガ大手メーカーさんによるマスプロダクトだ。
ただし世間一般ではスキキライの多いパクチーだけにその扱い匙加減は非常に繊細なセンスを要求されるだろう。まあ凡打だったとしても当家にパクチー嫌いはいないのでヨシとすることに問題はない。


MMZ BelOMO  HELIOS-44M  @ SONY α7

お味は概ねタイ・グリーンカレー、そこにパクチーの強い個性が出しゃばることなく引っ込みすぎず…といった塩梅に巧みなチューニングが施されていた。美味いな〜!いい出来である。
やはりココナツミルクは強く主張してはいるけれど爽やかな辛味に鶏肉やフライド茄子そしてタケノコや赤ピーマンの風味・食感が東南アジアの亜熱帯カオスとなってとても楽しい。夏季限定?そんなこと言わないで通年販売してくださいな。


エスビー食品 株式会社
https://www.sbfoods.co.jp/




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木星37号A型の打ち上げ成功にウカレ騒ぎの中で、ふと思い出したのは先輩の太陽神44号M型の実力なのである。やはりクセ玉ではあるけれど“いちど飲んだらヤメられない”ロシア製ウォッカのように独自のステータスと共存する正統性がたまらなく愛おしい。


MMZ BelOMO  HELIOS-44M  @ SONY α7

長期間かなりの数が生産され見た目もショボく価格も安いことからアンダークラスに見られがちだけど、このレンズを評する言葉に「オールドレンズの入門に」とか「ロシア・東欧レンズのエスプリを感じるために」といったものを多く目にするのは残念なことであるし、ある意味その実力を知らずしてバカにしているようなものだ…と思う。


MMZ BelOMO  HELIOS-44M  @ SONY α7

1958年から生産開始、その後さまざまな改良が加えられ現在はその最終型としてHELIOS-44M-7が生産され続けているという事実、これこそ真のエコロジーなのではなかろうか。確かに最新の技術は素晴らしい画像をもたらしてはくれるけれど、使う側がそれほどの違いを実感出来ているのか、いや実感するしない以上にそーゆーモノが我々の日常生活…ハッキリ言ってしょーもない記念写真中心のヒトがほとんどでしょ…に必要なのか、ということなのよ。


MMZ BelOMO  HELIOS-44M  @ SONY α7

数年前からトイカメラが若い世代にウケていると聞く、しかも銀塩フィルムを使ってね。テクノロジが発達してあまりにも正確で忠実な映像が当たり前になってしまったけれど、ヒトのココロの奥底に残っているものは儚い記憶と残像なのよ。
そんな心象風景を表現するのに都合のよかったムカシのレンズとアナログなデバイス。かく云うエロおやぢもそうしたロマンとデジタルな最新技術の狭間で揺れに揺れまくっているのだな。






梅成弟子丸さん
おはようございます!
承知してます、だから敢えて…(´▽`*)アハハ
当家の菜園で枝豆を栽培してたんですけどね、そのヨコにパクチーを植えておいたら“パクチー臭い枝豆”になっちまってさ(´▽`*)アハハ