なんちゃってシンデレラな『子持ちシシャモ』

かつて北海道の太平洋側沿岸でたくさん漁獲されたシシャモは1970年代から減少してしまい、現在ではけっこーな珍味・高級品となってしまった。漁獲高が少なくなってしまったのにはいろいろな理由があるのだろうけれど、河川と海を往来するニッポン固有種のシシャモだけに一旦少なくなるとサケ・マスのように人工ふ化でもしない限り安定回復は難しいのかも知れない。釧路の漁協ではこの試みをずっと粘り強く続けているらしいけどね。
それでもヒトは子を持ったメスシシャモや味わい深いオスシシャモの味が忘れられず、海外の水産品ににその味を求めた。それがこの『子持ちシシャモ』として売られているカラフトシシャモ(英名カペリン)である。ネイティブのシシャモには遠く及ばないが、決して不味いものではないし…というかフツーに美味しくて、しかも安い!ってのが大躍進の理由であって、あっという間に居酒屋メニューのシンデレラとなった。


RICOH  XR RIKENON 2/50  @ SONY α7

確かに美味い“本物と呼ばれるネイティブのシシャモ”の偉大さをさも自慢気に語り、長きにわたり庶民派居酒屋を支えてくれたカラフトシシャモを卑下するのはいかがなものだろう、なんちゃってシンデレラくらいにしておけばちょっとは可愛いじゃないか。
たいていは焼いて食すこの生干し冷凍輸入食品は親戚スジにワカサギやキュウリウオを持つサケ系統の魚種なのであって、そのまんま“から揚げ”や“フライ”にしてもたいへん美味しい。事実唐揚げ用に加工した業務用冷凍食品もあるし、当然のことながら南蛮漬にも向いていて結構なものなのである。
ネイティブならもったいなくてこんな芸当はムリだろうな、輸入魚には輸入魚の活かし方ってものがあるのだ。堂々とみんなに愛されるシンデレラだ、と誇りに思ってもらいたい。




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ようやく朝晩の涼しい季節がやってきた
日中はそれなりに汗ばむこともあるけれど
それでも以前のように目も眩むような猛暑はない
う〜ん、その代わり来週はCHABAがやってくるんだよねぇ…



Olympus  PEN-F E.Zuiko Auto-T 3.5/100  @ SONY NEX-7

賑やかな蝉の声はいつの間にか聞かれなくなりちょっと物悲し気な秋の虫の音が聞こえている。近くの朝霧高原に行けば白やピンクのコスモスがいっぱい咲いているんだろうなあ、と気付かされた近所の道端。


Olympus  PEN-F E.Zuiko Auto-T 3.5/100  @ SONY NEX-7

先日ひさびさに見えた富士山を撮るためAPS-Cセンサーのカメラにオリンパスのオールドレンズを装着してぷらぷら出かけた。当家から歩いてほんの数分で着く場所なので目的はスグに終了、ハラもへったし…とまたぷらぷらと帰宅。


Olympus  PEN-F E.Zuiko Auto-T 3.5/100  @ SONY NEX-7

燐家の庭先にベゴニアが咲いていてハラハラとその花弁が散り落ちている。若いころは散った花なんぞに興味はなかったけれど、このところなんだかそーゆーものにメが行くんだよね。
PEN-F用の標準レンズ並みに寄れればもっと素晴らしいんだけど、それでも柔らかく落ち着いた描写のこのレンズはお気に入りの一本だ。現代の技術ならもっと軽量コンパクトに?いいんです、そんなことドッチでも…。


その時ボクが撮った富士山はこんな感じだったけど、静岡新聞社のヘリ空撮でもっといい動画がありましたのでご紹介しておきます。






ムー吉殿
おはようございます!
秋ですね〜、サミットやらなくなってもう4年とも言えますな。みなさんに平等で都合のいい中間地点でサミット再開!と言い出し踏み切れないまま数年…とも言えますけど。
かぶちゃんがシシャモ?う〜ん、記憶にないんだけど。もしかしてボクが参加しなかった年かな〜、最近は曖昧な記憶が多くなって自信がないのよね(´▽`*)アハハ



う〜様
ちっ、突っ込もうと思ってたのにさ…(´▽`*)アハハ
おはようございます!「しじゃも」ですか、笑えますねぇ。以前に知人の中国人女性(ご主人は中国当局のスパイでロシア潜伏、ご本人は大連大学卒の才媛)がモヤシのことをヤモシと言ったことを思い出しました(´▽`*)アハハ
あ〜因みにかぶちゃんのシシャモは鵡川産で正解です。札幌から近いので有名になりましたが、ジツは釧路がシシャモ水揚げの本場でしてね、小学生の頃はトモダチの家でおやつにご馳走になったくらいポピュラーな魚でしたよ。