秋の味覚 『松茸弁当』

ブラック企業だ過労死労災だと景気が良かった時代には聞くこともなかったコトバをよく耳にする。まあそこまでゆかなくてもサービス残業とサービス早出の常態化はボクがシゴトをする業界ではフツーのことなのであって、3Kの極致にもかかわらず相変わらず賃金水準は低いし福利厚生なんてものは無いに等しいのである。だから若者は寄り付かなくなって残っているのは高齢者ばかり…この先どーなっちゃうの?てな感じ。

オリンピック開発やインフラ整備の盛んな首都圏では賃金水準が地方に比べ三倍近いと聞くし労働環境も格段の違いがある。地方創生ってカンタンに政治家センセ方は仰っているけれど、実際は格差が拡大する一方でお先真っ暗なのよね。
しかしそんな劣悪ギョーカイで悶々と過ごすエロおやぢにもたまには幸運が舞い降りることもあるのだ。先日県東部の某都市でシゴトがあって、朝八時半に現場集合、それから資材の運搬などやって作業開始、そして終わってみれば「まだ10時じゃん…」。
上司に「これからどーしますか、何かやっておくことあります?」と訊けば「う〜ん、予定が終われば一日作業ってことでオッケーらしいから帰っていいみたい」なんてウソみたいな話なのである。これまで午後の早い時刻に終了ってことはあったけど、午前中の、しかも休憩時刻にもならないうちに終了ってのは初めてなのよね。
そんなワケで(昼めしはアソコのラーメン屋かソッチの食堂で…)と算段していたけれど、このまま帰れば昼前に帰宅できるじゃないか。お〜っし、そんなら朝そこに行くときに見たローカル弁当チェーンの幟旗にあった『秋の味覚・松茸弁当』ってやつを購入して帰り、お家でゆっくり昼ゴハン!ってゆうシアワセをかみしめるのもいんでないかい…なのである。


Carl Zeiss Jena  Tessar 2.8/50  @ SONY α7

確かに目玉の松茸はひと切れしか乗ってはいない。しかしこれでもいいのである。鶏めしベースの松茸ご飯には例の素晴らしい香りが漂いお味も抜群だ。銀杏が添えてあるところも心憎い。
オカズがまた素晴らしく秋満載ってところか。カキフライ&エビ天に煮物、柚子風味の柿餅饅頭。弁当箱が小ぶりなのでオカズのすべてをオモテに飾り切れなかったらしく、柿の下にはダシ巻卵、栗の甘露煮の下に鯖の照り焼きロール、煮物はもうひと種類タケノコ…といった具合に見た目以上の質とボリュームなのよね、いや〜満足です。
秋の味覚っていろいろあるけれど、こんな風に凝縮されたパッケージランチって和食の真骨頂ではないか。近年諸外国の方々が絶賛するワケもよく理解できるというものだ。ヘンな話だけど「もう一度食べたい!」と真剣に思ってるし、そういった思いにさせてくれる弁当なんて滅多にあるものではない。


株式会社 天神屋
http://www.tenjinya.com/




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庭のセージ
夏からずっと咲き続けてるんだよね



OLYMPUS  OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-T 2.8/135  @ SONY α7






元ルーさん
おはようございます!
こちらも似たようなもんですよ、キョーレツな暑さからイッキに晩秋みたいな感じで。暑い日々がずっと続いていたので余計に寒く感じるんでしょうけどね。
もっとも県内の紅葉は始まったばかりでして、今年はしっかりと紅葉狩りに出かけたいとは思っているのですが、はたして(´▽`*)アハハ
北海道の気温低下は特に急激ですね〜、いよいよスタッドレスですか。ボクは今シーズンの履き替えはしなくても済みそうなシゴト予定です。