北の国から『シマソイの煮つけ』

冷水の海域でないと漁獲されない鮮魚が静岡のスーパーに並んでいた。それも哀愁のイナカ町スーパーに!である。
「ソイ」…スズキ系スズキ目カサゴ亜目メバルメバル属という典型テキなスズキ一族のスタイルをしている魚で、とっても食味がよい。暖海性のタイが獲れない釧路ではこの魚に赤い色をつけて祝いの席で代用するというくらい人気のある魚種なのだな。う〜む、懐かしい。
入手したものは30cmほどの最大クラス「シマソイ」、黄金色の魚体に黒いシマが入っていてまるでタケノコメバルブラックバスのような外観をしているけれど、とにかく美味しいことは判っているからイチも二もなくカゴに入れるのよ。しかも一尾¥370ってリーズナブルなお値段がめちゃ嬉しい。


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下茹でしたゴボウや小松菜を湯がいたものを準備して調理に取り掛かる。今回は魚屋さんで下ごしらえしてもらったのでラクチンなのよね、全体にサッと湯引きしたらザックリ飾り包丁を入れ、生姜や鷹の爪を加えた濃い目の煮汁でブクブクッと煮てやる。
煮魚は短時間勝負の料理なので強火でイッキに仕上げる必要があるけれど、加減を間違えると身が崩れて悲惨なことになってしまうのでアガリ際の見極めが難しいのよ。よしよし、今回も上等な仕上がりでリッパリッパ…と自画自賛である。
あ〜美味いなあ、ソイなんて食べたのは何十年ぶりだろうか。脂がのっている身肉もさることながら、魚屋さんが気を利かせ捨てずにつけてくれた“キモ”の濃厚な風味がたまんない。
亡き父にも食べさせてあげたかった…としみじみ味わう北国の海の幸なのである。





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初霜
お家を出るとき0℃
一時間後シゴト先に到着 でも3℃
しかもねえ 駐車場の植え込み土に「霜」だよ



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ムー吉殿
おはようございます!この魚に親しみを感じるのはそのせい?(´▽`*)アハハ
今年はトレッキング紀行など山関係のTV番組が激増しましたね、ホントによく目にしました。美しい風景などその場に行かなくては見ることのできないものがあるし、ジブンも行ってみたいなあ…とはいつも思うんですけどねぇ、なかなか(´▽`*)アハハ
静岡県では富士山の登山者にヘルメットの着用を義務付ける動きが出てます。



う〜様
おはようございます!ボクはその生姜を喰うのもスキですねん(´▽`*)アハハ
上品に皮を剥いて使うヒトもいらっしゃいますけどね、ボクは皮ごとスライスして加えるのが好みです。香りも強いし食べた時の食感もいい(´▽`*)アハハ
静岡には「金目鯛」という煮魚の王者みたいな魚がありますけどね、これがまた高価なんですよ。切り身でも丸ごとでも真鯛の三倍くらいなんでしてねぇ、なかなか買えませんです、はい。
甘辛い煮汁はゴハンによく合いますね!あ〜酒にはもちろんかあ(´▽`*)アハハ



元ルーさん
おはようございます!
釧路にいたころはキンキ(メンメ)の開きをよく食べました。あの頃は安価で駅前のリヤカー販売でカレイの干物と一緒によく売ってましたよ。ホッケ、コマイ…今思えば天国みたいな時代でしたね(´▽`*)アハハ
ソイはまだ庶民派なんでしょうか、こうして静岡まで運ばれてくるんですから。後日別のスーパーでクロソイも売ってましてね、あ〜っ!と思ったんですけど「シマソイ食したばっかりだし…」と断念しました(´▽`*)アハハ