早春の『ナムル弁当』

シゴト先の駐車場の脇にある白梅が五分咲きくらいになった。ちょっと前に数輪咲いているのを見つけて(ウチの紅梅も間もなくだよなあ…)とは思っていたのだけれど、ちょっと先を越されちゃったかな…って感じ。
一年で最も寒いこの時期ではあるけれど確実に春の兆しはあるのであって、庭の梅はその象徴テキな存在なのよね。ヨソの梅はスマホでいいけど、今年は当家の紅梅はキチンとカメラで撮影しようじゃないか、とみょ〜に張り切っているエロおやぢである。


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さてシゴトに持参する手弁当ね、ごくフツーのシャケ弁当だったりヤキニク丼にしてみたり、時にはカップ麺&おにぎりとかホットコンテナでカレーって時も。そして稀にではあるけれど『ナムル弁当』って変わり種でシャレてみることもあるのだな。
このナムルは母上が哀愁のイナカ町で毎月16日に実施される“十六市”というイベントで購入してきたものだ。並べられているその商品を見てピンと来たらしい。食べ物の目利きと云うのは平素からキッチリ養っておかないと意識して勉強などしても徒労に終わることが多いのよ、今回も母上のそうした努力が実る結果なのであってとても美味しいナムルなのであった。


Olympus  PEN-F G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

製造と販売をしてるのは在日コリアンだったらしく、ややカタコトな日本語が面白かったらしい。ただ商品そのものはカタコトなどではなく超本格派なのであって非常にナチュラルかつ奥深いお味に感心する。
ただ在日コリアンの人々は母国の困った状況をどう感じているのだろうか、憎悪と誤解と偏見に満ちたあの国民を何とかしてやってくれ!と申し上げたいんだけどね…って脱線だなぁ、元へ。

まだ早春なので気温はとても低く、シゴト先のクルマの中で弁当のゴハンは冷たくそして固くなってしまってはいるけれど、こうして手作りのナムルをマゼマゼして食すと本当に美味しい。コチュジャンと卵黄は不可欠ね、そして韓国海苔があれば申し分ない。
だけどねぇ…う〜ん、こんなに素晴らしい韓国の食文化なのにねぇ、このところのギクシャクした関係…というよりも昔に戻ってしまったかのように険悪な両国関係にちょっと複雑なキブンで食さなければならないのが残念なのよ。




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