どうしても『五目ラーメン』@三芳食堂

そりゃ行くに決まってるでしょ…
そう、行こうと思ったらその日はオーマイガァの定休日だったから別のお店でヨクボー充当なんてさぁ寝起きが悪くてシカタがないってもんさ。

そうなんだよ、どうしてもガマンできずに例のヒミツの食堂に行ってしまったのだな。もうハナっからボクは『五目ラーメン』って決めていたし、お誘いする母上には極上の『オムライス』を食していただこうと前日から綿密な計画をたてていたんだ。
蒲原は静岡市の最も東にある町なので哀愁のイナカ町からクルマで20分くらいで着いてしまうのであって、朝食をややゆっくり目に摂った後に昼めしどきが近くなってからヨユーで出発してもオッケーなのだな。JR蒲原駅の駐車場にキャプチャー君を停め歩いて3分程度か、以前にいちどお邪魔しているので何の不安もなく道を辿り暖簾をくぐることが出来る。

店内に先客はいなかった。楚々としたその店内に流れるFM放送、そして壁にはグルメ番組出演タレントの色紙とか礼状やらがたくさん貼ってあるけれど、やっぱり“元ヲンナたらし”のおっさんは某国営放送だから別格のようで一番目立つ場所に陣取ってある。なんか悔しいなあ、ボクだってヲンナに於いてはいろいろナニだしさ、それにこと食に関しては彼以上のモノを持ってると自負してるんだけど…ってねえ、タマが違うんだよタマが。え?何のタマ?ってカン違いするなよ。
さて予定はカンペキにジッコーされるのである。先客はいないから売り切れの心配はなく注文も予定通りだ。母上と「ここはお食事全般が安いねえ」なんてメニューを眺めながら話をしていると料理が運ばれてきた。


Olympus  PEN-F G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

母上はこーゆー『オムライス』は初めてだったらしい。よく考えてみればそのお歳の方々ってのはそーゆーハイカラな洋食が一般食堂で食べられる時代になってもちょうど子育てが忙しくてチャンスがなかったのだ。そして本やテレビで知ったその料理をセッセと子供のために作っては食べさせ、自分が楽しむヨユーなんてなかったってのが現実だと思う。
バターの風味が豊かな薄焼き玉子に具だくさんのチキンライス…たいそう美味しいと仰っては召し上がる姿にバカ息子もなんとな〜く親孝行しているような晴れがましいキブンになってゆくのだな。


Olympus  PEN-F G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

そしてテメーが喰いたくて仕方のなかった『五目ラーメン』は予想ドンズバの秀作だった。ヤサイのダシが凝縮された塩味スープはやや濁ってはいるけれど、いや〜ジツにナチュラルなお味で曇りがない。
ディフェンダーはニンジン・モヤシ・白菜・ホウレン草・ネギといった野菜陣、フォワードはカマボコ&ナルトのツートップ、ミッドフィルダーのニク軍団はチャーシューに炒め豚バラと鶏ムネ肉という三位一体ロング攻撃体制、キーパーは味付けタマゴなんだけどスーパーサブのメンマが控えている…というエキスパート軍団なのよ、素晴らしいじゃないか!もうレアルマドリードでもマンチェスターユナイテッドでもかかってきやがれっ!ってなもんだい。
久々にコーフンしたなあ、ホントに美味かったですよ〜ごちそうさまでした。


三芳食堂
静岡県静岡市清水区蒲原堰沢305番地
TEL=054-385-3040
ACT=11:-14:00 / 16:00-19:30 木曜定休



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義理チョコとはいっても
なんかキレイなパッケージだもんでさ
食べてしまうのが惜しいような気もするんだよねえ



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