ディアブロなんてエラソなナマエの料理だけど、それは鶏を灼熱鉄板地獄に陥れる悪魔のように調理することに由来すると聞いている。真偽のほどは判らないけれど、確かに鶏肉が加熱されるときに部分的な収縮を起こして“焼ムラ”(正確には焼き色のムラ)が出来ないように尖ったナイフの先で実際「これでもか!」って程にツンツンとスジ切をしたり、皮目にバリッと焼が入るようにフライパンの上でギュギュウと押さえつけたりするのは少々サディスティックでもある。
Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 2/50 @ SONY α7
今回はトマトソースも自家製した…っていつもそうしてるじゃんね。ただトマト水煮のヅメカンを使わずにフレッシュトマトから煮詰めて作ったのですよ、例によって香辛料や香味野菜などはテキトーですけどね。
ブラックペッパーの粗挽きでアクセントをつけた鶏もも肉の皮がいい焼き色になったらひっくり返し、予熱したオーブンにそのまま突っ込む。あとはキッチンにいい香りが漂ってくるのを少しの間待つだけだ。
フォーク・ナイフを入れるときにカサカサッと音がするくらいカリカリに焼きあがった皮が香ばしい。そして溢れる肉汁とトマトソースの融合…う〜む、なんて素晴らしいお味なんでしょ!こんなにカンタンなのにねえ…と流し込む白ワインもたまらないぜ。
今年はピンクのミニバラがよく咲きました
そろそろお終いになりますからね
あとはお手入れをして次のシーズン待ちに
MINOLTA M-ROKKOR 2.8/28 @ SONY α7